2022 SuperGT Rd.2 FUJI 450km RACE 観戦記 ～行動編 #8 ～

～ 葛藤の中 ～

決勝レースはコカコーラ・コーナーに居た。
なぜかわからないけれど、ココが一番落ち着く自分。
何か好きなんだよね、オールドコースの頃からサ。

いよいよ決勝レーススタート。
スタート直後、群れを成してコースに流れ込んでくるサマは、いつの時代も色褪せないド迫力だよね。
しかし各選手、駆け引きは始まっているのであった。





ある程度、撮影をしてからヘアピン辺りを散策。
さすがにサーキットビジョンは無いけれど、ピエース北川氏のアナウンスに耳を傾ける。
スマホのオン・デマンド、アプリで見るテもあるけれど、それやると何も出来なくなっちゃう不器用な自分である。





♪行ってみようよカローラ静岡～



レース全体としては安定しているように思えた。
しかしどうなるのかわからないのもレース。







若い頃、同行してきた訳知り顔の連中は言う。
「Nジャン、まだレース見に行ってるのか？」
「もうクルマはどうでもいいや。」





何も見えてなかったクセに。
あの時、夢中になって楽しそうに見ていたのはフェイクだったのか。







意味なんかない。
ただ好きなだけ。
だからこそ自分にとって必要なモノがあった。













同じ方向を見ていた筈。
時は流れ過ぎたのかもしれない。
オイラはこんな歳になったせいか、何だか知らないけれど、ただでさえ下手な人付き合いが益々下手になったんだろうナァ。



レースは途中、ヘアピンコーナー入口近辺のクラッシュにより赤旗中断。
どうしようか考えながら第三セクターへ移動。

レース再開。
レース展開は早々と動き出した。

行け！NISSAN！
その情熱は変わらぬまま。
頑固なまでに…









～ つづく ～