
5/4(水)。
いよいよ決勝レース。
450kmの長丁場レースの展開を誰もが予想していただろう。
まさかあんな結末になるなんて誰が思っただろうか。
天気は快晴、穏やかな風が吹いて初夏が近い事を思わせる、レース観戦日和。
「今年のコンディションは大当たり」と思っていた。
フォーメーションラップスタート。
予選、上位に入れなかったマシンのタイヤ&ブレーキの熱の入れ方がハンパじゃなかった。
「うわっ。これ、ハード(タイヤ)だろ。」と率直に思った。
そして決勝レースがスタートした。
GT500、まさか前日絶好調な筈のヨコハマタイヤ勢がまさかの失速。
トムスチームがスルスルスルと1-2を形成。
「ガソリン軽いんじゃねぇの?」
真っ先にそう思った。
軽量でいてガッツリ攻め込んでいないタイヤならばこの状況は有り得ると想像していた自分。
慌てる必要はないとわかっていても「日産勢、3号車以外タイヤチョイスをミスってねぇか?」と思ってしまう自分。
GT300もあっけなく先頭が入れ替わった。
接近戦はアチラコチラで展開。
日産勢、GT-Rが調子良さそうだ。
「やはりGT300はGT-Rで行って正解だ」と思った。
熟成が進み、洗練された鋭い刃(ヤイバ)の切れ味バツグン。
周回数10を数えた辺りから少しずつ順位が落ち着いてくる。
しかしどこに落とし穴があるのかわからない。
目の前を一瞬で通り過ぎていくマシン。
迫力のサウンドは健在。
そんなレーシングマシンも時代と共に変わっていくのか…
市販車、生産終了を発表。
そのニュースに耳を疑った。
「次はオマエじゃないか?」
変な噂が立っている。
この先、どうなって行くのだろうか?
テクニカルコーナー、マシン達が通り過ぎていく。
ボーッと見ていると右へ左へリズムにノッたような動きが印象的。
まるでダンスをしているかのように。
しかし、ヘアピンコーナー手前でマシンがクラッシュ。
レースはFCYからSC、そして赤旗中断に。
レースの様相はガラリと変わる。
太陽はいよいよ傾き始める。
更にレースがわからなくなった。
レース再開。
やはり流れが変わった。
争いは一層激しさを増す。
そして遂にあの衝撃的なシーンになってしまった。
~ つづく ~
ブログ一覧 |
Nジャン レポート | 日記
Posted at
2022/05/09 19:53:40