新型車のガセネタ

先日も書いたけれど、日産から登場すると記事になっているコンパクトミニバン。
ノートをベースに３列ミニバンを登場させるというお話。
何故、この記事に注目しているのかと言うと、それが本当なら次回購入の最有力候補になるからだ。

だけど、実際はどうかわからない。
今のところこの辺り、ウチを担当する日産ディーラーの営業サンに聞くと「へ？ボクらは聞いていませんけど…」との事。
そんなモンだよなぁ。



何もガセネタは今の時代に始まったワケではない。
自動車雑誌による賑やかし、テキトーに書けば売れたのだから。
ただ昨今は自動車雑誌は売れなくなって、それがネットになっただけでやってることは変わらない。

かつてお得意だったのが日産スカイラインＧＴ－Ｒ復活説。
Ｃ２１０系、Ｒ３０、Ｒ３１の時代。
実際Ｒ３２型でＧＴ－Ｒは復活するのだが、それまでの間、ＧＴ－Ｒ復活説が何度もガセネタ書かれて我々ファンは振り回されていた。



「遂に復活！スカイラインＧＴ－Ｒの真相」とかいうガセネタの記事に踊らされて、その度「また騙された」とかよく思ったモノ。

日産のスカイラインばかりじゃない。
かつて「トヨタからチェイサーという物凄いクルマが登場する！」と話題になり、当然、雑誌も書きまくったわナ。
だけど実際のクルマはコロナマークⅡの姉妹車だったというオチ。



同じトヨタでも「セリカのセダン情報キャッチ」とかスクープをうたい文句に記事になった事がある。
そのセダンが「カムリ」だった。
トヨタも確かに「セリカ・セダン」を掲げていた。
登場し購入したユーザーさんは「セリカを感じない」という声があがったらしい。



最近でいうと、次期フェアレディZの記事。
日産がプロトタイプを発表するまでの予想の事を思い出すと、その記事を書いた方には失礼だけど今なら笑っちゃう。
予想イラストなんて爆笑しそうになるくらい不格好だし。

っていうのも、あのイラストやＣＧ作った人の本音が見える気しない？
「本当はこんなの書きたくないんだよなぁ」って思いが出ている気がする。
だってあまりにもテキトーなんだもの。
「きっと編集長だか、担当部署のリーダーさんが利益の為に無理矢理書かせているんだろうなぁ…」てわかっちゃうでしょ。

わかっちゃいても次期新型車予想記事を見ている自分。
ただ、かつては期待を込めて真剣に見ていたけれど、今は違っている。
どう笑わせてくれるのか楽しみにしている自分。
そんなイヤミひとつ書きたくなりますよ、テキトー冷やかし記事ばっかりでサ。

「時期ＧＴ－Ｒは電動化」
「時期ＧＴ－Ｒ予想ＣＧ」

その根拠、どこーっ！？