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♪あの娘乗せた翼 夜空へ消えてく
空港の駐車場 もう人影もない
"行くな"と引き止めれば 今頃二人
高速を都心へと 走っていたはず
「Nジャンさん、あんたは本当に笑わせてくれるわ。独身時代とはいえクリスマスイブに失恋した人初めて見たわ。」
そりゃ滑稽だろ。
笑ってくれや。
というより、オイラ自身が一番涙流しながら笑えるわ。

◆1987 ver.
あの時、本当にひとりぼっちだったし、アクセル踏むくらいしかやる事はなかったし。
あの時、家に帰らず、どこか行ってた。
どこ行ってたのかも記憶にない。
♪失くしたものが あまりに大きすぎて 痛みを
感じることさえも 出来ないままさ
ひとりぼっちの クリスマス・イブ
凍えそうな サイレント・ナイト
ここからどこへ行こう もう何も見えない空の下
◆1989 ver.
宴の時、この歌が自分自身で歌ったの中で初めてシックリきたフィールだった。
アルバム『SNOW BOUND』のヴァージョンだったのだが当時、そっちのヴァージョンは少なくて、どちらかというとしっとり始まる『Wasted Tears』の方が多かった。
ある機会があって、こちらのヴァージョンを歌う事になってしまったのだが、不本意だった。
しかし意外や意外。
他のお客さんから喝さいの拍手を頂けた。
カラオケスナックといえどもちょっとしたライブハウスなのかもしれない。
窓の外のイルミネーションを見ながらグラスを傾けた。
♪形の無い愛だけを 信じてきたあなたは
本気で愛すること 怖れてるだけ
あれからどれくらい空白があったのだろうか。
強がりもやがて寂しさに変わり、本当の自分が顔を出す。
「Nジャンさん、クリスマスさ、一人モン集めてみんなでパーティーやろうって話になってんだけど参加する?」と同僚女子。
「ソレもいいね。」と言って参加。
モテない男ども、女どもが集まった。
誰一人、このグループの中では恋愛感情が無いのが笑える。
「みんなアタシ達を見る目が無いんだよね~!」という全員一致の答えを出した。
ちょいとばかし、虚しいけれどw
♪ポケットの中 あの娘に贈ろうとした Golden Ring
今でも 手のひらに 握りしめたまま
ひとりぼっちの クリスマス・イブ
凍えそうな サイレント・ナイト
もう守るものなんて見つけられない 何ひとつ
◆2009 ver.
[1985]
Midnight Flight-ひとりぼっちのクリスマスイブ-:浜田省吾
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2024/12/10 21:31:42