ドキュメント　日産応援団（N-JUNKIE）：'07　最終戦　富士300ｋｍ　#2

～成り上がりと成り下がり～

レースに行けない時は行けない時で色々考えることができる。

正直言うとＮジャン、やり始めの頃は自分の事しか考えていなかった。
でもそれはとても恥ずかしいことだと気付いた。
関係者やドライバーに顔を覚えてもらいたいとか、ふざけた事考えていたな。
それじゃダメだと自分で気付いた。

自惚れるつもりはないけれど、Ｎジャンの存在ってものを知った。
同時に自分で築き上げてきたのだと思う。
これが黒澤日産応援団長の言ってくれた中心的存在ということだろう。
矢沢永吉さんの「成り上がり」という言葉を思い出した。

だが、気付いたことがある。

それは後追いの存在。
納得する後追いなら分かる。

ところが、ぶっちゃけ「真似っ子」が目立つ。
業界用語でいう「後出しジャンケン」だ。

「なんだよ、オリジナリティって無いのかよ・・・・」
「個性とかセンスとかさ・・・・」
と感じ始めた。

でも同時に彼らの気持ちを理解しなければならないとも思う。
「成り下がってみる」のも大事なことかもしれないと考えた。

ズルくなっちゃダメなんだよ…