
~幻から現実に KPGC110が走っている~
KPGC110が走っている。
もうたまらないNジャン。
古くからのスカGファンは大体S54BかC10当たりでファンになるであろう。
レーシングGT-RKGC10・KPGC10のGT-R(ハコスカ)で夢中になった。
だが、Nジャンが虜になったのはKPGC110。
当時幼稚園だった。
その後、Nジャンのクルマ好き、スカイライン好き、日産好きにさせたのはKPGC110なんだ。
ここでゲスト「N谷徹
←架空想定人物」さんに解説してもらいましょう。
4代目スカイライン、C110系は1972年にデビュー。
「ケン&メリー」のキャッチフレーズで人気に火がついた。
先代のスカイラインGT-R、KPGC10型はレースで50勝の金字塔を作り上げた。
しかし、マツダのロータリーエンジン、サバンナGT RX-3に追われることになった。
日産は同じ1972年東京モーターショウで新しいGT-Rを展示。
ネームプレートは「スカイライン レーシング」だった。
だが紛れも無くそれはレーシング KPGC110、スカイラインGT-Rだった。
多くのスカイラインのファン達はこのモデルでサバンナを撃墜すると信じていた。
突然、不運の風が吹き荒れた。
石油ショック。
KPGC110は排ガス規制の波に飲まれてしまう。
更にレースも見送られてしまった。
ホイールベース延長、車重増加。
「これでは勝てない」と猛反対があったと噂される。
市販車195台。
レース試作車2台。
KPGC110 スカイラインGT-Rはたった197台生産されただけでその幕を閉じた。
そんなKPGC110がオレの目の前を走ってる。
どんなにこの雄姿が見たくていたのか・・・・・
レストアし、夢を叶えてくれたNISMOに敬意を表せずにいられない。
走ってる・・・・
走っているよ・・・・
夢にまで見たレーシング KPGC110 スカイラインHT2000GT-Rがよ・・・
思い出が過ぎる。
親父と一緒に作ったプラモデル。
母親に小遣い前借りして文具店へ買いに行ったポスター。
自分の自転車に「スカイラインGT-R」と名付けたこと。
他の人は何を思っているかは知らない。
だけど、Nジャンには手の入れることができない
¨永遠の片思い¨のマシンなんだ。
※画像提供:日産応援団Sさん
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ドキュメント 日産応援団 | 日記
Posted at
2007/12/05 21:46:17