¨N¨ party 　Vol.40

～C110 SKYLINE RACING～

先代、C10系スカイラインGT-Rは,レースで５０勝の金字塔を作り上げた。
しかし、マツダのロータリーエンジンを搭載するサバンナＧＴ　ＲＸ－３に追われる。
日産は1972年東京モーターショウで新しいレース車を展示。
ネームプレートは「スカイライン　レーシング」だった。

だがそれは「スカイラインGT-R」であることは誰の目にも明らかだった。

ファンは王者奪回に向けサバンナに挑むGT-Rを心待ちにしていた。
だが・・・

石油ショック、排気ガス規制。
対応に追われる国内自動車メーカー。
レース活動は見送られてしまった。
この新しいレースカーもホイールベース延長、車重増加。
「これでは勝てない」と営業から猛反対があったと噂される。

幻のレースカーとなった。

2007年ニスモフェスティバル。
NISMOの手でレストアされたこのマシンは日産ファンの観衆が見守る中、雄姿を見せてくれた。

そりゃ、オイラはもう涙がでそうなくらい嬉しかったな。
展示されているこのマシンは何回か見たことあるけどやっぱり走っている姿は最高だもん。

北さん、ドライブした感じはいかがですか？

※画像提供：日産応援団Sさん