
またも長編シリーズです。
~GT-Rに乗りたい~
私は、23歳当時、やっとの思いで憧れのスカイラインを新車で購入しました。但しGTS-t TypeMです。GT-Rの存在はわかっていましたが何しろ高くてとてもじゃないけど手に入れられません。それでも嬉しくて乗っていました。
ある日の事、○ートバックスへ行った時のこと、平日だったせいなのか駐車場はガラガラ…。買い物を済ませて戻る時隣にはワザとらしくGT-Rが…
GTS-t TypeMのモディファイはカーコンポ、アルミホイールのみです。本当はもっとイジりたかったのですが「いつかはGT-R」と思い、それ以上はお金を掛けませんでした。もともとドレスアップ志向でチューニングには、あまり興味がありませんでした。雑誌も「Option」よりも「Auto Fassion」だったのです。
友人のS13シルビア、U12ブルーバード、私のR32スカイラインと3台でよく流しに行きました。「スーパーシルエットみたいじゃね?」「そうそう」なんてレーサー気取りでした。
友人は結婚していき守りの生活が始まりました。私一人取り残されたのですが「オンナよりスカイライン」と硬派気取りでした(後にコレがバカな事だと気づいたのです)。
「どうしてもGT-Rが欲しい!」それは確かにお金があれば実現できる事ですが私にとってはお金に替えられない「夢」だったのです。
街ではお金持ちの若い人達がGT-Rを乗っていました。羨ましい限りです。
ある日会社の後輩が白いGT-Rを新車で買いました。社長の御曹司なのです。当時20歳でした。「もう、いらね~や!」なんて発言。私は怒りに燃えました。コイツ、何もわかってね~や!
友達が結婚していく中、両親に頼み込み、「ローンを組みたいんだ。買ってもいいか?」と、数十分やりとりがありました。死んでしまった同級生もあってなかなか首を縦に振ってくれません。「オレは死なないから。コレだけは約束するから。」両親は「そんな何百馬力するものを与えるなんてできないよ。しかも高いでしょ?オマエ何回も事故やってるし…」と言いました。しかし両親が一番私が子供の頃からGT-R、GT-Rと言ってた最大の理解者でもありました。その後、両親は根気負けしました。条件がつきました。「支払いは全部自分で工面する事」当然です。
しかしそう簡単にGT-Rは買えませんでした。
※PS 今の私は写真みたいにカッコよくないよwww
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2005/02/06 21:12:15