Nジャン(N-JUNKIE)のブログ一覧

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「Nジャン、ロックが好きなんだろ？」

図星。

ロックってのは、誤解を恐れずにいえばスポーツカーに似ている気がする。
個人的にはそんな事を思う。

正直、音楽を学んだのは自分の意志ではない。
通わされたという感覚で始まった。
事実、そうだったけれど…
まぁ、子供の頃なんてのはそんなモンだ。

しかし気付けばプレイしている面白さを自然に気付いて夢中になっている。
夢を描くようになっていた。
「自分の持っている可能性」ってのに賭けてみたくなる。



そうなってきた時に自分はロックが好きだという事に気付く。
周りもそんな感じで志の同じ友と進んでみたが、あまりにも過激なモノをやりたがるモンだからオイラは連中と毛色が違っていると気付いた。

誰がソレでメシを喰いたいと言った？
作れば壊しにかかってくるのは何故？

もう一緒にやっているのが辛くなっていた。
楽しくない。

自ら降りた18の冬。
壊されたモノを取り返すようにオタマジャクシを書きまくった。
誰にも頼らない、誰にも何もされたくない気持ちのまま。



するとこの世は評論家だらけになっている。
好きで楽しく弾いているだけなのに…

何で裁きを受けるのか。
頼んでもいないのに評価される謎。



街に佇み何となくボーッとしていると、題材なんてのはいくらでも転がっていることに気付く。

やらない連中は何故尖った言葉を並べるのだろうか。
結局何もわかっていないからだろうナァ。

好きなようにやればいい。
周りなんてどうでもいい。
音を楽しむという字の如く。

その言葉に救われた。

¨ あんたに奏でられる音はあるか ¨



☆Buck number


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・ 誰もが♭していた
https://minkara.carview.co.jp/userid/116827/blog/42781622/

次女の音楽教室が本日をもって終了。
進学の都合で継続は出来ないと判断。
ただ、専門学校で保育科に行く事で鍵盤楽器の学習は継続。

ヤマハ音楽教室での担当の先生。
実は彼女の生徒、一期生はオイラである。

長女が習い始める時、再会した事にただ驚くばかり。
そのまま次女に繋がり、本日まで１８年間継続。

ただ全く繋がりが無くなるワケではなく、質疑応答には個人的には対応可能との事。
先生は定年退職を既に迎えていて、個人の繋がりとして対応してくれる有難い対応。

そしてまさかの人物がチケット制を検討。
音楽教室に行きたいと言い出した。
実はウチの家内である。
先生がバックアップしてくれるという。

とりあえず、ひとつの節目を迎えたようだ。

先生に花束を。
この場をお借りしてお礼を申し上げます。

2023.03.18
Nジャン(N-JUNKIE)

上のお嬢は既にオイラのグレードに追いついて「習う音楽」を終えた。
勿論、グレードというのはひとつの目安である。
本当はオイラよりもっと上に行って欲しかったところだが本人にその気は無いらしい。

下のお嬢は一年前に追いついている。
しかし意外と言ってはお嬢に失礼だけど、先を見たがっていたのはこっちのお嬢だった。

先日イヤホンから漏れ聞こえてくる音を聞いて楽譜を見るとまぁ驚いた。
明らかにオイラより上のレベルを行っている。

「負けだ負けだ！」
認めざるを得なかった。

それを言うと本人はニヤッと笑った。
だけどここからがまた難しいところ。
そこから先は我が家の誰も知らないのだから…

負けたオイラは心境複雑。
もうイキッた事言えないぞ…
これをキッカケにボリュームを上げて弾くことに抵抗を感じ取ったオイラ。
そんなのはもう恥ずかしいったらありゃしない。

オイラの弾く音楽も、遂に曲がり角にきてしまった…
どうする？
まっすぐ行く事しか知らないぞ…

だったら戻るか（爆）。

※画像：All effects - Photofunia(http://photofunia.com/)

Yahoo！ニュースにあったひとつの記事に驚いた（下記URL参照）。

東京新宿に伝説の地があった。
今現在は東京都庁が建っている。
そこはオイラにとってあこがれの場所、生意気にも十代の頃に描いていた夢だった。

元東京浄水場、解体後は更地になっていた場所。
そこで伝説のライブが数々生まれた80年代。

最初に仕掛けたのは…



まさに…

♪オレの導火線に火が点いて
　オレの導火線に火が点いて
　ちくしょう火花を立てやがる
　バチバチ火花をたてやがる

コレが地上波で当時TV放送されて釘付けだった16の頃。
若過ぎたねぇ（苦笑）、あの頃、「コレだ！」と思ってしまった。
「プロとまでは言わないまでもココのステージに立てたなら」と夢、妄想を繰り返していた自分。
実際、その後はアマチュアバンドによるイベントもあったという。

あれは浅はかな考えだと今となっては思うけれど、若いからこそ思った思考だったんだな。

当然、周りには共感者はいなかったし。



そしてその後、伝説のシーンの数々が残された。













一度だけこの地を訪れた事がある自分。
何を血迷ったか早朝の新宿副都心に居た自分。
アサリーマンの皆さんとは真逆に進む自分。
逆行する自分に向かってくるサラリーマンの群れ。
これが現実なんだとマザマザと見せつけられた。

夢を掴める人の数はほんの一握り。
ソイツに心底理解したのはお恥ずかしながら二十代に入ってからの事。
「可能性」ってヤツは掌からスルスルと抜けて行った。

だけど「好きなものは好き」という考え方が今でも変わっていないのは、自分らしいといえば自分らしいか。
いや、みんなそうなのか。

新宿都庁が建った同時に自分の夢は消えた。
「それで良かったのだろう」と今なら言えるか…。

さすがに昭和の機材も内臓バッテリーも寿命。
今日は楽器店にリペアの依頼に行ってきた。

メーカーさんが対応できるかどうかはわからないとの事。
同時にヤマハもこのコロナウィルス騒動の影響でサービスの方もわからないらしい。
それでも音は出ないのでリペアを依頼した。

ネットで見ると内臓バッテリーの対応でカスタマイズされる方も見受けられるけれど、無改造で行きたいオイラの拘りでもある。

店員さんも若い方だったのでモノ珍しく覗き込んでいた。
「YAMAHA　DX7は有名ですモンね。」

オイラの青春時代。
手を伸ばしても届かなかった名機。
ユーズドだけど終わらせるワケには行かないんだな。