Nジャン(N-JUNKIE)のブログ一覧

～新しい時代の幕開け～

フォーミュラニッポン。
本山哲選手が再びチャンピオンに。

ＪＧＴＣ。
レギュレーションが大幅に変わったよ。
そしてあの劇的な変化を遂げたスカイラインＧＴ－Ｒが圧倒したよ。
その時、井出有治選手が頭角を露にしたんだ。
あのマレーシアの代替レースの井出選手、凄かったですねぇ！！
もちろんＢｅｎも凄かったし…
本山選手はＦポンとダブルチャンピオンになったんだったなぁ。

Ｆ－１。
ミハエルシューマッハ選手はもう止められなかったな。

ルマン２４。
アウディを破って優勝したのはベントレー・スピード8だったよ。

Ｓ耐。
遂にスカイラインＧＴ－Ｒのエントリーが２台に。
ポルシェ９１１が実力をつけてきたんだ。

ＧＴもＳ耐もスカイラインＧＴ－Ｒはこの年をもって終焉となってしまったんだ。

～去り行くもの　答えられない歯がゆい自分～

２００２年ＪＧＴＣマレーシア。
ＴＶ中継で見たドライバー交代の時の星野一義選手。
転がり落ちるようにマシンから降りた星野選手。
「何かおかしい…」そう感じたんだ。

その後、星野一義選手は腰痛を患いマシンを降りることを表明。
ついにこの時が来てしまった。
事実上の引退だったんだ。
結局星野選手はＶ６エンジン車を実戦でドライブすることなくスカイラインＧＴ－Ｒを降りることになったんだ。

子供の頃から見つめ続けた星野選手。
子供の頃から見つめ続けた直６エンジン　スカイライン。
安達二郎さんとの出会い。

２００２年、いっぺんに最前線から去ってしまうことになったんだ。

ニスモフェスティバル直前、安達さんからＮジャン宛に連絡をくれた。
「ＮＩＳＭＯはＣＡＢＩＮカラーのＦ３０００を星野で走らせます。」
驚きを隠しきれないＮジャン。
最後に、「こんなに星野が好きな人がいる。」「Ｎジャンさんが星野を走らせたんですよ。」と書き綴られていた。

Ｎジャン・・・

「何が起きた！！！！」
「はぁ！？」
呆然とした。

落ち着き始めた頃、あまりにも嬉しくてこっそり泣いた。

オレは安達さんに何もしていないのに。
星野さんに何もしていないのに。
子供の頃からの夢…
ブルーのスカイラインに憧れた日々。

そしてニスモフェスティバルのフィナーレ。
涙が頬を伝ったオレだったよ。

～安達二郎という男～

2002年の夏。
日産応援団の旗の交換式（トリコロール旗から現在のデザインへ）と共に安達二郎ＮＩＳＭＯ代表取締役退任式が御殿場某所で行われたんだよ。

このとき安達二郎氏を囲んで日産応援団のプチパーティが行われたんだ。
ファンを第一に考え常にファンと一緒だった安達さん。
驚いたのは安達さんが「石黒さん」って声をかけてくれたこと。
まだ安達さんと面と向かって話したこと無かったのに…

安達さんは日産自動車サッカー部（現在　横浜Ｆマリノス）監督を務めた経験もあるんだ。
浦和出身の安達さん。藤枝出身のＮジャン。
サッカーの話題に花が咲いた。

それからというもの安達さんが声をかけてくれるようになったんだ。
何だか不自然を感じさせない素直な気持ちで今も接することができるんだよ。

この2002年の終わり。
安達さんはＮジャンにとんでもない仕掛けをしてくれたんだ。

～寂しさと～

2002年。
この年ルマンはまたもアウディ。
アウディに死角なしとさえ思ったな。

Ｆ－１。
日本人ドライバー復活。佐藤琢磨選手がジョーダンホンダからデビューしたんだよ。
そしてトヨタがＦ－１に登場。これもニュースになったな。
チャンピオンはフェラーリのミハエル・シューマッハ選手。
シューマッハ選手は２００４年まで連続チャンピオンとなり最強の名を欲しいままにしたな。

フォーミュラニッポン。
チャンピオンはラルフ・ファーマン選手。もう知ってるよね（笑）。
翌年Ｆ－１に行った選手だよ。
今はご存知ＡＲＴＡのドライバー。

ＪＧＴＣ。
この年、日産の直列６気等エンジンＲＢ２６ＤＥＴＴが限界を感じたんだ。
マレーシア戦を最後にＶＱエンジンに切り替えられたんだけど結局一勝もできなかったんだよ。オレは悔しかったよ。
余談だけどオレが鈴鹿に初めて行ったのはこの年の最終戦だったよ。
チャンピオンは#6 脇阪寿一／飯田章組だったよ。

～土屋圭市という男～

今現在、ＡＲＴＡのテクニカル・アドバイザーを務める土屋圭市氏。
彼もまたモータースポーツの革命児でもある。

彼を初めて知ったのは２１歳の頃だったかな？
ツレがヤングヴァージョンという雑誌のファンだったのもあってツレは「ドリキン」って呼んでいた。
「ドリフトキング」っていう略語だそうだ。

彼が得意なのは４輪ドリフト。
オレもハコスカＧＴ－Ｒを書物で覚えたから「国さんとＧＴ－Ｒのアレか」と思った。
氏も「高橋国光＆ＧＴ－Ｒ」の凄さに圧倒し憧れてドリフトを始めたと言う過去があるそうだ。

しかし４輪ドリフトのビデオ（動画）などハッキリ捉えたモノが無かったから想像の範囲でしかわからなかった。
そのツレが「『首都高トライアル２』を見てみろよ。」と言った。
早速レンタルしてきて見るとその凄さに圧倒したんだ。

レース中継のインタビューなど彼のユーモアに惹かれるものがあった。
こんなユニークなレーシングドライバー見たこと無かったよ。

そしてルマン。
峠で鍛えた彼は公道＆夜に強くルマンのナイトセッションでとんでもない走りをやってのけた。

土屋圭市氏。
長野から現れた伝説の男だ。

口で営業するヤツは負け犬だ
レーシングドライバーなら腕で勝負してみな

そんな彼の言葉が好きだ。

土屋圭市さんに会ったことはあるかって？
一度視線が合ったことあった※けど恐かったよ（爆）。

※99ルマン　パレード