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「クルマを所有し、運転する。」
子供の頃に描いていたよくある夢。
キッカケは親だったり親戚だったり、自家用車を運転する大人達を自然に見ていたので「自分もああなりたい」というより「ああなるんだろうなぁ」くらいに思っていた。
叶ったのは18の時。
描いたモノとはさすがに違うトコがあって怖く思えていた。
レーシングドライバーだった
星野一義サンらがいう「怖がらないヤツは〇ぬ」のセリフ。
それは一般道を走る普通のドライバーにも言える共通点もあるのだが、何百km/hで駆け抜けて勝利を求めるレーシングとはさすがに違いはあるモノ。
一般道で怖がってばかりではダメで適度のリラックスも必要だナ。
自動車教習所で得たノウハウで若葉マークから始まったカーライフなのだが、臆病すぎる性格なのか、何故か怖さを必要以上に感じ取っていた。
それが何なのかわからなかった。
運転の上手下手?
それもあるだろうけどサ。
何かが足りなくて、それが何なのかわからなかった。
ある時の事、何気なしに書店で手にした一冊の書籍。
よくあるドラテク本なのだが、一般道の走り方、街乗りのコツも書かれていた。
思わず購入。
教えて頂いたのは「自動車運転中目の前に起きる最悪なケースを想定しながら走る」という事。
例えば「荷を積んだトラックの後を走行中、荷崩れを起こした場合に回避できる準備が出来ているか?」「見通しの悪い交差点で歩行者自転車が飛び出してきても止まれる準備はできているか?」とか…
もちろんそんな事が起きては困るが、起きないだなんて事はありえない。
そう、俗にいう「かもしれない運転」だな。
するとどこからか安心感が生まれて自分にあった必要以上の恐怖感は消え、程よい緊張感とリラックスを覚えた。
そしてそれまで以上の「運転が楽しい」という気持ちも芽生えたのも確かだった。
娘達が初めてクルマを運転した時もそうだが、今でもたまに「かもしれない運転」を言う。
目の前で最悪な事態発生を想定し、回避可能を意識しながら運転すると案外楽だという事。
Posted at 2025/02/18 19:46:21 | |
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