
~ライバル ロータリーとのバトル~
「スカイラインGT-Rのライバルは、スカイラインGT-R」と言われるほど破竹の連勝はハードトップモデルになっても無敵を誇った。
しかしマツダのロータリーが頭角をあらわにする。ファミリアにはじまり、カペラ、サバンナといったマシンがスカイラインGT-Rを脅かす存在になっていた。軽量コンパクト、スムーズなロータリーエンジンがマツダ最大の武器だった。
GT-Rは49連勝というとんでもない記録を作った。
しかし、50連勝に挑戦する時だった。
マツダ勢は日産勢の50連勝を阻止しようと背水の陣で臨んだ。
スカイラインGT-Rは、トラブル、クラッシュによって牙城を崩された。ロータリー勢に先行されていた。カペラ、サバンナといった上位3位までをロータリー勢が独占。
しかし、2台のカペラが消え、サバンナが残った。
スカイラインも台数が減り、1台のGT-Rに勝利の望み。サバンナも1台。この2台にレースの主導権を握られていた。
終盤、トップのサバンナがスピン。トラブルでピットへ入って来た。 日産チームは、50勝達成を現実にしようとした。
ところが、ゴールまで、あと4周という時に今度はGT-Rがピットイン。右フロントタイヤをバースト(パンク)だった。
再逆転でサバンナがトップへと返り咲いた。
サスペンションにもトラブルのあったGT-Rのピットインは時間がかかっていた。
遂にサバンナはGT-Rの50連勝を阻止する事となった。
※GT-R 50連勝と言われる事がありますが、連勝は49連勝です。
Posted at 2005/02/24 22:57:56 | |
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