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～現在へ～

Ｖ３５セダンに丸型テールランプが復活した。
同時にクーペに国内モデル最大の１９インチアルミホイールが「フウガ」「フェアレディＺ」と共に採用される。

米国では大人気のインフィニティＧ３５．
日本では困惑のスカイライン。


スカイライン。日本車ではクラウンの次に古い名前。

クルマを知るもの誰もが知る名前である。

～クーペ登場～

米国、日本ではフェアレディＺ（Ｚ３３）が登場したが２シーターのみの設定で従来の２＋２が廃止された。
その後継はスカイラインクーペに継がれた。

いよいよクーペが販売。丸型テールランプが復活したのだが点灯レイアウトが従来とは違っていた。

今やクーペボディが貴重となってしまいトヨタソアラと日産スカイラインのみでしかこのクラスに存在しなくなった。

～２１世紀のスカイライン～

いすゞ自動車からやってきた敏腕デザインデュレクター中村史郎氏がプレゼンテーションＣＭに登場。
「スカイラインは生まれ変わります」

かつて東京モーターショーで参考出品された日産ＸＶＬ。
日産が考える新しいスポーツセダンの形。

１０代目、Ｖ３５スカイラインが登場した。

開発主管は水野和敏氏。かつて日産モータースポーツで監督として技術者として腕を鳴らした第一人者。

ついに直６エンジンがスカイラインから下ろされた。
ＶＱ３５と呼ばれるオールアルミブロックの高性能エンジン、トロイダイルＣＶＴなどメカニズムにも進化を遂げる。
ケンメリ以来から続く丸型テールランプは新技術ＬＥＤバルブが並べられハコスカ以来丸くないテールランプとなる。

そして米国にもインフィニティＧ３５として輸出された。

このクルマに従来のスカＧマニアが困惑した。

日産自動車はプレミアム価格をつけ台数を抑え息長く販売する事にした。

しかし…決して販売台数という意味では哀しい結果である。