~スーパーカー・ブーム~
小学三年生になると全国の少年達にスーパーカー・ブームが起こった。
ミニカー、プラモデル、ポスター、文房具が売れに売れていた。
TV番組でも特別番組を組まれるほどだった。
学校の休み時間は机にノートやペンケースでサーキットを作り、ボールペンのスプリングを利用してスーパーカー消しゴムのレースが行われた。当然、先生に見つかり怒られたのは言うまでもない。
学校の下敷きは白いプラパン、無地ノート、無地の筆箱が決まりとなった。
全国どこでもスーパーカーショーというのをやっていた。
N-JUNKIEの父親は三保文化ランドへ連れて行きスーパーカーショーへ連れて行ってくれた。
フェラーリBB,カウンタック、ランチァストラトス、ポルシェ930ターボなど運転席に座らせてもらえた。
子供の夢は大きい。大きくなったら○○に乗りたいと思わないほうが不思議なのだ。一番人気はランボルギーニ・カウンタック。
N-JUNKIEはレコードを父親に買ってもらった。サーキットの狼のアルバム。公道グランプリ実況中継や富士フレッシュマンレースの中継録音、サーキットの狼主題歌などが入っていた。
当時はビデオなんて無かったから音で楽しんでいた。
しかしスーパーカーブームが来たところでN-JUNKIEの気持ちは変わらない。彼にとってのスーパーカーはスカイラインGT-Rだった。
親に買ってもらった自転車には自分で「スカイラインGT-R」と名付けていたのだった。
Posted at 2005/05/26 23:48:53 | |
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N-JUNKIEのクルマ好き物語 | 日記