Nジャン(N-JUNKIE)のブログ一覧

～Ｒ３２　ＧＴ－Ｒ購入～

Ｎ－ＪＵＮＫＩＥは日産チェリーの中古車センターにいた営業マンＫさんを小石川（現在　閉店）中古車センターに尋ねて行った。

Ｎ－ＪＵＮＫＩＥはＧＴ－Ｒ購入が具体化し、オーナーになった。
波乱万丈のＧＴ－Ｒライフになるとはこのとき夢にも思わなかった。

※ＧＴ－Ｒのカーライフは過去に書き込んだので内容は省かせていただきます。

見逃した方はこちら

～日産チェリー店の終焉～

静岡日産車販売グループは日産プリンスと日産チェリーのそれぞれの販売店を合併すると発表した。

Ｎ－ＪＵＮＫＩＥは最後に日産チェリーに挨拶に行った。
営業マンＯさんにワインを贈った。
工場長に挨拶をした。
サービス担当のＮさん。「Ｎ－ＪＵＮＫＩＥさん、○○中学？」と聞いてきた。
Ｎさん「オレ、一つ上だよ。同じ中学で。」
Ｎ－ＪＵＮＫＩＥ「ええええええええええええええ？」
知人に中古車を紹介した営業マンＫさん。「今度、小石川で中古車専門店はじめるから、遊びに来てよ。」と言ってくれた。

Ｎ－ＪＵＮＫＩＥの思い出いっぱいのチェリー店は消滅した。人事異動はかなり激しかった。

数ヶ月後のこの店は壊された。

新しい、大きな立派な店になった。と、同時にＮ－ＪＵＮＫＩＥは日産チェリー店での暖かい人情が失われた気がした。

日産チェリー静岡藤枝店。人情溢れたこの店は現在、日産プリンス静岡販売藤枝西店南館に姿を変えている。

さよなら・・・日産チェリー藤枝店。Ｎ－ＪＵＮＫＩＥは寂しい気持ちを押さえきれなかった。

～Ｇｒ．Ａ　最後のＧＴ―Ｒ～

１９９３年、Ｇｒ．Ａレース最終。富士スピードウェイ「インターＴＥＣ」。
富士スピードウェイに８万人もの観衆が押し寄せた。
それもそのはず、このレースをもって国内Ｇｒ．Ａ最後となる。

Ｎ－ＪＵＮＫＩＥは夜中に着いた。朝、ゲートが開いても駐車場は最終コーナーだった。
スタンドには「ありがとう。Ｇｒ．Ａスカイライン」の横断幕が張られていた。Ｇｒ．Ａシリーズ廃止に伴うＲ３２型スカイラインＧＴ－Ｒの引退レースだった。

レース序盤、カルソニックスカイラインがタービンブローでリタイヤ。タイサンＧＴ－Ｒも戦線離脱。
結局買ったのは伏兵「ＢＰ　トランピオＧＴ－Ｒ」だった。
今やＳ耐でその名を不動の物にする横島久（敬称略）、今やルマン２４時間のウィナー、Ｔ・クリステンセン組だった。

Ｎ－ＪＵＮＫＩＥの憧れ、カルソニック・スカイラインはレースはあきらめた様だが、マシンを修復し、その雄姿を最後に見せてくれた。

この頃、ＧＴ選手権シリーズが試験的に開催。日産はスカイラインＧＴ－Ｒをこちらに切り替えて参戦すると発表した。

～お坊ちゃま！？～

会社に新入社員が入ってきた。Ｍという。
家は自営業。裕福な家庭だった。

Ｍはシルビア（Ｓ１３　Ｑ’ｓ）を中古車で購入した。
買ってすぐ事故った。
Ｎ－ＪＵＮＫＩＥと同じように親からペナルティを喰らって古いシビックに乗った。

Ｍは一年経ったらＲ３２ＧＴ－Ｒを買った。羨ましかった。
当時、たくさんのお金のある若者がＧＴ－Ｒを平気で買っていた。

Ｎ－ＪＵＮＫＩＥはＭにこう言われた。
「ＧＴ－Ｒじゃないとスカイラインじゃないじゃん。オレさあ、もうこのクルマいらね～。」

Ｎ－ＪＵＮＫＩＥは悔しさを噛みしめた。
「コイツ、何にもわかってない。神はこんなヤツにオレのカリスマを与えたんだ。」
哀しかった。

Ｒ３３スカイラインのＧＴＳシリーズが発売された。
Ｎ－ＪＵＮＫＩＥは眼中になかった。
意地でもＧＴ－Ｒに乗ってやろうと思った。

Ｎ－ＪＵＮＫＩＥの目の前はスカイラインＧＴ－Ｒしかなかった。

ケンメリに魅せられて２０年（当時）、ＧＴ－Ｒを知って１９年、ＧＴ－Ｒがやっと復活して、サーキットで星野優勝を見たＮ－ＪＵＮＫＩＥ。幾つのプラモデルを買っただろう。何台のミニカーを買っただろう。何枚の写真を見ただろう。何冊の本を読んだのだろう。

Ｎ－ＪＵＮＫＩＥは決めた。ＧＴ－Ｒを買いに行こう！周りなんかどうでもいい！と思った。

～哀しき　歴史～

会社に入って軌道に乗った。
会社には同じクルマ好きの人がいた。Ｙさんという。
年上で頼れる先輩である。

Ｎ－ＪＵＮＫＩＥがケンメリについて触れると、彼はこう言った。
Ｙ「ケンメリね。あれはアメリカの６０年代～７０年代のダッジ チャレンジャーあたりのスタイルを真似してるんだ。」
Ｎ「え・・・・」
Ｙ「当時の日本車、トヨタ、日産、ホンダ、マツダみんなアメ車のスタイルをそっくり真似したんだよ。」

それは本当だろうか？と思い機会を見てアメ車の本を見た。
確かにそっくりだ。
あんなにケンメリを思ったのにこんなことになっていたのには少々ガッカリした。

あの自動車評論家、徳大寺有恒氏が書き下ろしてる「間違いだらけのクルマ選び」を読むとこの時代のクルマさえパクリとか真似とか書いてあった。

Ｎ－ＪＵＮＫＩＥは日本車が寂しく見えてきたのだった。