Nジャン(N-JUNKIE)のブログ一覧

～宇宙のファンタジー～

音楽教室の生徒達が集まり合同演奏会が開かれた。
優等生Ｙちゃんはエースの称号、１ｓｔだったのである。
劣等生だったＮ－ＪＵＮＫＩＥは３ｒｄだった。

Ｎ－ＪＵＮＫＩＥたちのチームは、あのアースウィンド・アンド・ファイアーの「宇宙のファンタジー」だった。

初めて聞くユーロビート。かっこいい曲にＮ－ＪＵＮＫＩＥは魅了された。

しかもこのチームに衝撃的な楽器が登場した。
シンセサイザーだった。

Ｎ－ＪＵＮＫＩＥはシンセサイザーに興味津々。年下の小さい子達がうらやましかった。

～トランペット太鼓隊～

小学校５年生になると強制的にクラブに入らなければならない。
運動部、合奏部、合唱部の３つの選択だ。

Ｎ－ＪＵＮＫＩＥは最初、トランペットにチャレンジした。
肺活量が全く無く２週間で挫折した。

太鼓にチャレンジした。
男の子は４人いた。
だけどＮ－ＪＵＮＫＩＥが一番下手だった。

楽譜だけは誰よりも早く解読するのだが、技術が全く無かった。
先生に怒られてばかりいた。

大好きだったＴちゃん。
すらすら～っと太鼓を叩いて先生に誉められていた。

～Ｎ－ＪＵＮＫＩＥの変化～

小学校５年生の時、Ｉ先生はローテーションで他の教室に移動した。
「ばい、ば～い」って簡単に別れを言っていたＮ－ＪＵＮＫＩＥ。

教室も幼稚園から教室センターへ移動になった。

あたらしく来た先生はＳ先生。
ごく普通の先生である。

Ｎ－ＪＵＮＫＩＥは今までとは違う変化があった。
「ちゃんとやんないとこの先生かわいそうだなあ」って・・・

少し気持ちが変わっていった。

～エレクトーン教室の問題児～

エレクトーン教室は、親と一緒に通う事は無くなり、優等生だったＹちゃんも隣の学校に転校。
生徒達は年下ばっかりでＮ－ＪＵＮＫＩＥはふざけにふざけていた。

先生はＩ先生。クレオパトラのような髪型で美人の先生。
だけどＮ－ＪＵＮＫＩＥは困らせてばかりいた。
宿題はやってこないし、教室の態度は悪かったし。

ある日、エレクトーン・パーティと呼ばれる発表会が行われた。
Ｎ－ＪＵＮＫＩＥはまだ最初の曲。転校してったＹちゃんは３つも進んでいた。
だけどＮ－ＪＵＮＫＩＥにしてみれば「ふ～ん」程度しかなかった。

グレードの試験に次々と合格する年下の連中。
Ｎ－ＪＵＮＫＩＥは受けようとはしなかった。
２コ年下のＩＭちゃん（♀）が、受けた連中で失格を貰った一人だった。
彼女はガッカリしていた。

Ｎ－ＪＵＮＫＩＥは、他人事でしかなかった。

小学校３年のことだった。

う～ん、ヘルシー！！

ところてんｗ