Nジャン(N-JUNKIE)のブログ一覧

～最後の爽快～

Ｎ－ＪＵＮＫＩＥは自分の結婚式の二次会にライブをした。
Ｎ－ＪＵＮＫＩＥがシンセサイザーを弾くなんて殆どが知らなかったのだ。

拍手。注目。

Ｎ－ＪＵＮＫＩＥに文句を言うヤツはいなかった。

あたりまえである。Ｎ－ＪＵＮＫＩＥの結婚式なのだから。

～機材の入手～

新たに楽器を購入。
中古でＹＡＭＡＨＡ　ＤＸ－７を購入。
新品でＹＡＭＡＨＡ　ＣＳ１ｘを購入。

音が広がった。

オリジナル曲を作って、カセットテープ（当時）に録音した。
アルバムとか言って仲のいい連中に手渡ししたりした。

だけど感想は聞いた事が無い。

Ｎ－ＪＵＮＫＩＥだってわかっていたのだ。

～敗れた夢～

アマチュアミュージシャンが挫折した時の理由は様様である。

若い頃のＮ－ＪＵＮＫＩＥは渋谷あたりの街を徘徊するのが好きだった。

あるとき新宿西口から摩天楼に向かった。憧れの甲斐バンド、ＴＨＥ　ＢＩＧ　ＧＩＧを行った場所が見たかった。
何度もビデオを見たからおおよその見当がついていた。
住友ビルから位置を割り出した。

Ｎ－ＪＵＮＫＩＥは茫然自失。

東京新都庁が建っていた。

Ｎ－ＪＵＮＫＩＥの夢は風に吹かれていた。

～侮辱～

何回か友人達の結婚式に招待されたＮ－ＪＵＮＫＩＥ。
もちろん、演奏もやらせてもらった。

「オマエ、みんなが知ってる曲やれよ～！！」
「オーイ！！演歌ねーのか！！」
「ツマンないぞ！！」

ヤジばっかり・・・。
「みんな弾かないくせに・・・」
「みんなやらないくせに・・・」
「それができるならとっくにプロになってるさ。」

若かったＮ－ＪＵＮＫＩＥは傷ついていた。

誰もわかってくれない・・・・
みんなが喜んでくれるようになりたい。

その後、Ｎ－ＪＵＮＫＩＥは自己満足の世界に入って行く。
それでもいい。聞いてくれる人がいなくったっていい。

もう、人前でやるのはイヤだ。

～ＴＯ－Ｙ～

この頃ハマった漫画、上条敦士さんが書いた「ＴＯ－Ｙ」。

主人公ＴＯ－Ｙこと藤井冬威君がパンクバンドからプロの歌手になるストーリーを描いたものである。

リアルな設定と、実在人物をモチーフにした登場人物、所々のギャグ。
Ｎ－ＪＵＮＫＩＥは「ＴＯ－Ｙ」だと勝手に思っていた。

だけど・・・・あんなにカッコよくないし・・・