
昭和49年頃。
正義のヒーロー、戦隊モノ、アニメ・・・。
Nジャンの少年時代、男の子達の憧れ。
当のNジャンも、その口だった。
でも持っていたものは殆どが生活グッズだった。
例えばシャンプーがマジンガーZだったし(ファイルダーがキャップになってたんよ)、仮面ライダー自転車とか・・・・
別にセルロイド人形とか超合金(よくロケットパンチ無くすんだよね)とか持っていなかった。
それよりもミニカーを何台持っていたかわからない程だったし、部屋にはスカイラインのポスター貼ってたし、プラモデルも何台作ったかわからない。
スケッチブックにクルマばっかり書いていたし、友達にクルマの話ばっかりしていて嫌われた(笑)。
スーパーカーブームがやってきて、友達はポルシェ930ターボだのフェラーリ512BBだのランボルギーニ・カウンタックLP500Sだの言っていた。
Nジャンも確かに興味はあった。
だけど、やはりスカGが頭にあった。
だが、GT-Rは既に生産中止(昭和48年 KPGC110)になっていたし、日産のフラッグシップと言えば240ZG。
トヨタが唯一DOHCで元気だったけれど2000GTのような流麗なスポーツはデカダンス。
石油ショックが後を引き、国産スポーツはフェアレディZを除き壊滅的だった。
スポーティカーは、セリカ、スカG、サバンナ、ギャラン、117クーペなどが元気だったけど・・・。
トヨタのツインカム、日産のL型、マツダのロータリー・・・。
スーパーカーと比べるも愚か、そういう時代だった。
なのにNジャンの宝物はスカGやZ、ブルやシルビアのミニカーやプラモ。
雑誌やら何やら読んでいた。
そっちの方が俄然面白かった・・・・
クルマバカ少年時代。
クルマバカでナンボだよ・・・・。
Posted at 2007/01/08 22:37:25 | |
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