Nジャン(N-JUNKIE)のブログ一覧

初めて知ったのは９７年、ＧＴの時のＮＩＳＭＯパンフレットだったと記憶している。
NISMOファンクラブClub Le Mans（現　Club NISMO)の会員募集だった。
オレは特典の案内を見たんだ。
うーん・・・・オレには似合わないかもなぁ・・・・

そんなときだった。
「ルマン観戦ツアー。日産応援団。」
その記事を見たとき、オレは心の底からアツくなった。
「参加してぇ。」
子供の頃から大の日産ファン。それが応援という形に出来る。
でもルマン２４時間レースに行くなんて夢のまた夢だった。

どんな人たちがやっているんだろう？
ルマンってことは、お金持ちなんだろうな。

そう思っていた。

ルマンのTV中継。真夜中の放送で日産応援団がTVに映っていた。
羨ましかった。
当時、日産応援団の存在はルマン参戦のみだった。

９８年。オレは女房にプロポーズしたとき「ルマンに行きたい。」と言った。
たまたま女房殿がああいうヤツ（笑）だったから彼女はＯＫの返事をくれた。

９９年。ルマンツアー参加者募集。速攻でＴＥＬ。
ルマンで日産応援団に参加できる！
そしてルマンへ。。。。。

出会った黒澤団長夫婦と大槻ＴＣ。
しかしレースは・・・・・・
ルマンしか存在しなかった日産応援団。
日産応援団としてのオレは終わったと思っていた。

やがて田上君・黒澤団長が軸となり国内でも日産応援団が開始された。
迷わずオレを誘ってくれた。
「石黒さん！GTです！やりませんか！」
目を真っ赤にして喜んだのを覚えている。

こうして今の日産応援団でのオレが始まったんだ。

あくまでもフィクションです。

※近藤さん、ぴんきーさん掲載許可承認済。

太字＝近藤隊長
斜字＝ぴんきー
普通字＝Ｎジャン




わーたーし、ぴんきーと！
私、ミスター近藤ックスがお送りする。
スーパーイリュージョンショウ！
何のショウなんよ・・・・

皆様、夢のコラボレーションが実現しました。
確かにそうかもしれないけど・・・・・

今から皆さんにビックリイリュージョンをお送りします。
何のイリュージョンなんだよ。

今から私はこの黒い魔法の水を飲んで
コーラだろ、それ。

ゲップをしないでレーシングドライバーの名前を言い切ります。
言えたらすごいな。
あ・・・・飲んでる飲んでる。

それでは行きます。
うん。

星野一樹、ブノワ・トレルイエ、ミハエル・クルム、松田次生・・・げふっ
出来ねーじゃんかよ。しかもＩＭＰＵＬのドライバーしか言ってないし。

そんなの関係ねぇ、そんなの関係ねぇ、はい！おっぱっぴー！
そこでそれをやるのかよ、おいっ！

今から、声を出さずに応援します。
どんな応援するんだろ・・・・
ＧＯ！ＧＯ！ＩＭＰＵＬ！
思いっきり声出ているじゃねぇかよ！

これがミスター近藤ックスのスーパーイリュージョン！
何一つ出来てないだろ・・・・・

いらっしゃいませー！よかったらタトゥシールとか貼っちゃってみてください。
今度は誰のネタなんだよ、おい！
ああ、この「肉」のタトゥシール？ああ、これウケ狙いなんですけどぉ。
カリスマショップ店員か？オイ！

続きは日産応援団で！
もうええわ！

ありがとうございました。

☆協力：日産応援団近藤ＩＭＰＵＬ応援団長・ぴんきーさん

～Ｎ－ＪＵＮＫＩＥ’Ｓ　ＨＣＲ３２　ＬＡＳＴ　ＤＲＩＶＥ～

1996年1月。
ＢＮＲ３２の購入が決まった。
同時にＨＣＲ３２との別れを意味する。

最後のドライブは清水袖師埠頭。

一緒に言ってくれたヤツがこう言った。
「思いっきりカッコつけろや（笑）！」
そう言って、今じゃ履けなくなった（笑）レザーパンツを履いて、ジャケット着込んで思いっきりカッコつけた。
ボクは、「何だかヒムロック（氷室京介）みたいじゃね？」と言うとアイツは「全然似てねーよ、バカ（爆笑）！」って。

ＨＣＲ３２との別れはその３日後。
ボクと走ってくれたＧＴＳ－ｔ　ＴｙｐｅＭ。
あの日々は忘れることはないだろう。

そっとメモ用紙に「大切に乗ってください。」と書いてダッシュボードにしまった。

ＦＯＲＥＶＥＲ。ＨＣＲ３２。
オマエは最高にイイヤツだった。

～哀しきスカイライン～

我がＨＣＲ３２に乗って販売店に向かう。
例のＢＮＲ３２を見に静岡に行った。

街でＨＣＲ３３を見つけた。
「サンサンか・・・・・。」

当時マスコミはＲ３３に言いたい放題だった。
「大きくなったボディ」
「ロングホイールベース」
「遂に全車３ナンバー化」
「これでＧＴ－Ｒは考えにくい。」

対するメーカー。
「直進安定性向上。」
「レスポンス向上。」
「コーナリング性能向上。」
「安全性能向上。」

ボクはあのとき思ったな。
自分のＨＣＲ３２に語りかけたと思うよ。
「何だかオマエサンの弟、哀しいメに遭ってるぞ。」

ボクはＲ３３が良いクルマだと信じて疑わなかった。
そのＲ３３がこんなメに遭っている。

あの時、思ったな。
「確かに性能とかメカニズムとかスタイルとか大事だろう。だけどさ、スカイラインとかＧＴ－Ｒって『夢』とか『憧れ』じゃん。なんでそこを語らないんだろ・・・・。」

あの頃のボクはまだ若くてね。
まだ尖っていたけどさ。。。。。
こんなこと書くと怒られるかもしれないけれど、あの時は本気でこう思っていたよ。

「あんたらは間違っている！」

～Ｒ３３　ｏｒ　Ｒ３２～

1995年。
スカイライン市販モデルは既にＲ３３型に移行していた。
東京モーターショウでＲ３３　ＧＴ－Ｒモデルのプロトタイプがディスプレイされていた。
Ｒ３３型ＧＴ－Ｒが間もなく発表される。
そんなニュースが自動車業界・ファンを賑わせていた。

ボクはＧｒ．Ａの衝撃が忘れられなくてＲ３２型を考えていたんだ。
でももう少しお金貯めてＲ３３型という考えもあったんだ。
でもあのインパクトが忘れられなくてＲ３２を選んだんだ。

当時Ｖスペ、ＶスペⅡというオプションモデルも登場してたけどスタンダードＧＴ－Ｒでさえ購入できなかった。Ｖスペは幻に思えたな。
ローンも組めない。予算が足りない。
ボクは決断したんだ。

ユーズドＢＮＲ３２を探そう！ってね。

後先考えず強行手段。

見つけたクルマは前期ＢＮＲ３２。
法人車登録で車検で手放されたスカイラインＧＴ－Ｒ。
ただ、型落ちしてないから販売店も強気だった。

ユーズドＧＴ－Ｒを探していたのが気付かれたのか、オフクロは一言こう言ったんだ。

「実印、作ってきてやるよ。」