
星野一義さん。
Nジャンは彼のコトを
¨かんずう¨さんと呼ぶ。
静岡方言で「かず」を意味する。
彼が安部川でバイクを走らせていた頃、周りの仲間達は「オートバイの¨かんずう¨」と呼んでいたそうだ。
Nジャンも彼の実家に割りと近い所に住んでいるので、仕事柄、彼を知るにも人にも遭遇する。
「ああ、星野さんの従兄弟が同級生だよ。」とか・・・・
「ウチの親父が星野さんの兄貴と同級生です。」とか・・・
その¨かんずう¨さんを初めて見たのはNジャンがまだ小学生だった頃。
ウチの親父と日産チェリー静岡販売店から貰ったポスターだった。
日産チェリー静岡のスポンサーをつけた
FJマシンだった。
プロフィールを見て驚いた。
静岡出身のレーサーだったからだ。
その後、彼は勝利を重ね「日本一速い男」と呼ばれた。
いつしかNジャンにとって憧れの存在だった。
オマケに大好きな日産のドライバーでもあった。
居ても立っても居られず、カルソニック・スカイラインと彼を見たくて富士に行った。
それから彼を見たくて何度も富士に足を運んだ。
今でも彼の走りはしっかり覚えている。
そんな¨かんずう¨さんと話が出来る日があった。
今でも夢だったのではないかと錯覚する。
「ボクは勝てなくて狂ったようになって家の中をメチャクチャにしてね。家族が怖がって逃げちゃったことがあったんだよ。」
「怖がるってのは大事でね。度胸だけじゃ勝てないんだよ。」
Nジャンが藤枝出身だと知ると一生懸命に藤枝を語ってくれた。
「ボクはマルナカ中華そばが好きでね。あそこ、朝早く行かないと閉店しちゃうから。」
「瀬戸川だっけ?あの川。」
「藤枝はサッカー強いでしょ。」
あれからどれくらい経ったかな・・・・
今でも忘れない¨かんずう¨さんのエピソード。そして走り。
やはり¨かんずう¨さんはNジャンのカリスマなんだなぁ、コレが。
※画像提供:フォトヤマさん
Posted at 2008/02/08 20:55:54 | |
トラックバック(0) | 日記