
親戚の叔父がスカイライン(ハコスカGT)を購入したのは、Nジャンがクルマに夢中になる前。
小学校に入ったばかりの頃だったと思う。
それでもスカイラインの名前くらいは知っていた。
叔父のは普通のセダンだったけどね。
やがてクルマに興味を持ち出すとケンメリには無い、レーシングモデルのポスター(実戦)で存在を知る。
「何?スカイラインってレースやってんの?」
それがGT-Rだ。
街でGT-Rのバッジをつけたハコスカに乗ったお兄さん達を見かけた。
「え?これもGT-R?」
叔父は言った。
「バッジつけてるだけのGTだって(笑)。ホンモノのGT-Rは物凄く高いんだぞ!」
結局GT-Rなんぞ見たことが無かった訳。
Nジャンが18歳になったある日、近くの駐車場にセダンのハコスカがやってきた。
どうやらクルマ好きのどっかの親父が購入したようだ。
「グリルはGT-Rだけどなぁ。」とNジャンは思った。
ところが…
リアウィンドゥに熱線が無い。
もしかして…
ある日、遂にエンジン音を聞いた。
明らかに聞き慣れたL型とは違う音。
「ホンモノじゃねーか!」
「エ…S20…!?」
数年後、このハコスカは姿を消した。
03年、JGTC最終戦鈴鹿。
Nジャンはパレードランに参加するため、集合場所に集まったとき、ハコスカHT・GT-Rの方とお話をした。
日産応援団H君、覚えてる?
聞けばNジャンの隣町に住んでるそうで(笑)。
やっぱ、あの音はシビれるよ。
前略、喫茶「Roman」
※のマスターさん。今度ハコスカ見せてくださいよ(笑)。
※コミック GT Romanより
Posted at 2008/09/09 01:18:29 | |
トラックバック(0) |
クルマ | 日記