
~フランスへ~
朝早く成田空港に到着。
集合場所に、まだ誰もいなかった。
女房殿と成田空港の中を散策。
成田空港も初めてだったからね。
集合場所に行くとそこに添乗員Oさんがいた。
挨拶をするとわかってくれたようだ。
しばらくするとスーツケースにNISSAN、ルマン24のステッカーが沢山貼られたご夫婦が現れた。
「気合入っているなぁ…」
「オレより凄いファンなんだろうなぁ…」
「イヤなヤツだったらどうしよう…」
緊張と不安が交錯するオレ。
そう、それが黒澤団長夫婦との初めての出会いだった。
今でも忘れちゃいない。
現金をフラン(当時)に交換してしまい小銭に困っていたら「コレ、使ってください」と言ってくれたのは団長の奥さんだった。
飛行機に搭乗。
フル加速するボーイング747に興奮してしまったオレは、大人気ない32歳(当時)だった。
フランスまで11時間。
やることもない(笑)。
考えて見れば、8時間労働+3時間残業と同じ時間…
だいたい興奮してるから眠れやしない。
飛行機が恐いんですってば…
添乗員Oさんは、ビール飲んで既にヨッパ(爆)。
横になってz z z z …
「大丈夫かいな?この人…。」と女房殿とオレが話していたのは秘密(爆)。
フランス・パリ・シャルルドゴール空港に到着。
バス移動。
ホテルのチェックインを済ませ広場を散策。
夕暮れを感じていたけれど人影はまばら。
ハテ…
そう、フランスの6月の日没は23:00頃らしい。
つまり夕暮れと感じた時間は21:00を回っていたのだ。
翌日から、フランスの街を数日間観光。
今でもルマンツアー歴代参加者が揃って口にするのは、伝説のムール貝名物のレストラン。
そのルマン日産応援団伝説の店に行った。
ツアー参加者に女性のグループがいた。
女性でも熱心なファンが存在する。
今でも日産応援団で活躍するFさんと出会った。
彼女の熱心さもまた凄いモンだと思った。
いよいよバスはオルレアン市経由でルマンを目指す。
バスの中で黒澤団長が挨拶。
応援について自由参加ということを踏まえ説明をしていた。
「やはり…この人、タダモンじゃない。」率直に思った。
ルマン、シャコパン広場。公開車検。
ニッサンはもちろん、トヨタ、メルセデス、BMW、アウディ、パノスなど層々たるチームのマシンが勢揃いする。
既にお祭りムード。
恐る恐る団長に「ボクも日産旗、持ってもいいですか?」と言うと「是非、お願いします!」と…
憧れの日産応援旗。もうそれだけで感無量だった。
現地のヨーロッパ人達がこちらに向かって声を掛ける。
「NISSAN ! NISSAN ! NISSAN !」
「NISMO ! NISMO ! NISMO ! 」
中には当然ジョークを飛ばす人も居るから笑えるというか…
「PORSCHE ! PORSCHE ! PORSCHE ! 」
ルマンの街外れには、石畳の道や煉瓦造りの建築物が立ち並ぶ。
ルマンはパリから約200km。
何となく雰囲気が静岡の街に似ている。
静岡も東京から約200kmなんだよね。

Posted at 2009/05/16 08:47:34 | |
トラックバック(0) |
日産応援団 Nジャン | 日記