
最近、考える。
「もしも自分がクルマ好きじゃなかったら…」
何度か考えた事あるんだけど今回はちょっと深く考える。
クルマを好きになったのは子供の頃、夏休みに従兄弟とプラモデルを作ろうということに始まる。
初のプラモデル(ロクな出来じゃなかったけど)を机に飾ると、惚れてしまった。
それがスカイラインGTだった。
更にその後、あのスーパーカーブームが到来。
スポーツモデルによりクルマの魅力を感じ取っていた。
それまでの自分は「鉄ちゃん」だった。
大型商店は当時、住んでいた街には無かった。
週末、買い物で電車に乗った。
何のことはない。親父の定期券が幅を効かせ小学校にまだ通っていない自分は無料なんだ。
親父の帰省となると新幹線、国電、在来特急のパレードになる。
色やスピードが好きだったし、何せ遊びに行く時だけに乗るのだから。
クルマに出会う事がなかったら、やはり「鉄ちゃん」やってただろうか…
今より深く「鉄ちゃん」やってたんだろうか…
もしかしたら、鉄道を写真に収めようとカメラに夢中だったかもしれない。
事によったらカメラマニアかもしれない。
音楽に出会って、楽器を弾けるようになる。
マニアックな音楽やってたかもしれない。
スキーを覚えて、暇さえあれば何度も雪国に行っていたのかもしれない。
魚を見るのが好きなのでスキューバでもやっていたかもしれない。
だが、この辺りに住んでいる限りクルマは必需品。
通勤なら特に必要だ。
若い頃だったら小型のクーペだっただろう。
結婚した頃は小型車だっただろう。
今だったらお買い得のミニバンなんだろうな。
今みたいに、こんなに厳しく思う事はなかっただろう。
今みたいに、こんなに感動を味わう事はなかっただろう。
【Nジャンの格言】
「幸か不幸か、オレはクルマ好きなんだよなぁ。」
Posted at 2009/07/02 23:24:24 | |
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