
9日、64回目の長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典が行われた。
高校の修学旅行で長崎を訪れた時、原爆資料館へ行ったのを思い出す。
あの悲惨な写真は現実に起こった事だし、ガイドさんの説明もまた事実。
知った自分自身も茫然自失だった。
夏になると戦争の話の番組が多くなる。
広島・長崎の原爆投下。終戦。
今日もテレ朝系の番組、
報道発 ドキュメンタリ宣言「僕の父はB級戦犯」が放送されていた。
この番組に限らず、戦争についての議論はいつも平行線のままだ。
いや、誰と議論しても平行線に終わるままなのかもしれない。
当然ながら戦争を知らない自分。
聞いた話だけしか想像できない。
まずオフクロの親父なのだが、招集がかかったものの病気を患ってて自宅へ戻されたそうだ。
だから兵士の話を具体的に聞かされていない。
オフクロもそうらしい。
親父の親父は、明らかに兵士だった。
だが、終戦間もなく病気で他界したそうだ。
そのせいか親父は戦争の話をしてもサワリだけ。
私が小学生の頃、「もしも戦争になったら」なんて話になったことがある。
死ぬのは恐い。
通称「赤紙」が来たとしても「イヤ」と言って重い罰を受けるくらいなら、生きて帰ってくる可能性をかけて招集された方がマシだとみんな言っていた。
もっとも、小学生がこんな話題することすら悲しく思う。
戦争はイヤだ。
争い事はイヤだ。
世界平和のため、戦争だけは発生しないようにしているのだが、残念なことに今も世界のどこかで赤く染まっている所がある。
その原因もまた複雑なようだ。
でも、争い事はイヤだと思う。
「時には争う事だってあるよ」という異論もあると思うけど、これまた平行線の議論になりそうだ。
Posted at 2009/08/10 21:19:50 | |
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