
他の人はどうなのか知らないけれど、ボクは毎回、日産応援団と応援してくれるお客さんの様子が気になっている。
それはボクの尊敬するヤクルト・スワローズ応援団長の(故)岡田正泰さんの行動に学んだ事。
¨気になるのが、”人の流れ”。「きょう応援してくれるのは、どんな人かな」って。¨
¨応援を楽しむことによりファンがのって、そのファンの応援で選手をのせられれば、最高じゃないか¨
何回が日産応援団としてお客さんを見てきたれど毎回表情が違うというかネ…
それで…「楽しくしてくれてるかな?」「盛り上がってくれるかな?」とか…考えてる。
お客さんの人数もハンパじゃないし、色んな人がいてそれぞれ違うだろうけどさ。
日産応援団だって色んな人がいる。
ぶっちゃけ、経験の浅い人は自分しか見えていない。もちろん、誰だって最初はそうさ。
ベテランさんは周りに気を使ってくれる。
お客さんをノせてお客さんも楽しませようという人もいるし、全体を見ている人もいる。
面白いモノでお客さんと日産応援団がひとつに纏まるとハンパじゃないエネルギーになるんだよね。
↓BGM
あれは2006年のSuper GT 第三戦 FUJI 500kmの時の事。
朝からお客さんのテンションも上がっていた。
レース開始前には空き席が殆ど無かった。
もちろん日産応援団もテンションを上げていた。
レースはLEXUS SC430が他を圧倒。
LEXUS陣営としても、ホームの富士スピードウェイでの勝利が絶対だったに違いない。
そんなLEXUSに迎え撃つNISSANとHONDA。
NISSANファンだって熱が入るのは必然なのかもしれない。
だがそれだけではないだろう。
そのシーンはレース終盤に訪れた。
#3 イエローハットYMS トミカ ZのJ・P・デ・オリベイラ選手がトラブルによりピットインとなった。
日産応援団はピット作業中に声援を送った。
GO! GO!イエローハット!
GO! GO!イエローハット!
GO! GO!イエローハット!…
するとお客さんも一緒になって声援を…
グランドスタンド日産応援席(自由席)は大合唱になった。
GO! GO!イエローハット!
GO! GO!イエローハット!
GO! GO!イエローハット!
日産応援団の理想であるひとつのカタチが現実になった。
そのエネルギーは本当に言葉に出来ない。
日産応援団のイケメン君は全身が震えて旗を揚げられなかったという。
団長はあまりの凄さに声を詰まらせてしまう。
お客さんでも目頭をタオルで押さえている方がいた。
順位は絶望的な#3 イエローハットYMS トミカ Z。
しかし、それでも走って欲しいとファンのアツい声援。
ピットストップは何分あっただろうか…随分長かった記憶だ。
しかし声援は続いていた。
メカニックさんも必死だった。きっとアツくなっていただろう。
黄色のフェアレディZが爆音を響かせヘッドランプが点灯。
ピットアウトとなる。
達成感なのか、観客席からの拍手と歓喜の大歓声がこだました。
ウチの娘はそのレースの帰り、「イエローハット(ハセミ モータースポーツ)が好き」と言った。
オイラは言った。
「そっか長谷見サンのトコが好きか(笑)。」
コレは傑作だな♪
※画像提供:フォトヤマさん
Posted at 2010/04/28 20:59:29 | |
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日産応援団 Nジャン | 日記