
日産ファンとかというのは置いておいて、イチ・モータースポーツファン目線として書かせて頂くなら、数々の名場面があった先日のSuperGT Round5で一番印象的だったのは#62 R&D SPORT LEGACY B4と#33 HANKOOK PORSCHEのバトル。
ご存知の通り#62 R&D SPORT LEGACY B4が登場した時は市販車と同じ4WDを開発していたけれど、現在はFRレイアウトにカスタマイズされている。
SuperGTでシリーズを戦うのならFRの方が有効と判断したんだろうね。
それとあくまでも個人的な予想だけれどウワサされる新型市販車へのフィードバックの目的も理由なのかもしれない。
先日のあのバトル、あのシチュエーション、レガシィが4WDだったら明らかに分があったと思う。
ところがこのレガシィはFR。
それがバトルを面白くさせた。
それはレース終盤に起きた。
後続を引き離し、GT300のトップ争いは#62 R&D SPORT LEGACY B4と#33 HANKOOK PORSCHEのガチンコバトルになった。
水平対抗エンジンは重心が低くクルマを安定させる特徴がある。
レガシィもポルシェもご存知の通り水平対抗エンジン。
セダンベースでホイールベースも長いレガシィがあのコーナーの路面を捉えポルシェを狙った。
一方、ポルシェはホイールベースが短く(レガシィに比べ)、コーナリングは手を焼くがRRレイアウトの利点を生かし後輪にトラクションがかかってストレートでマシンをグイグイ押す。
コーナーのレガシィか。
ストレートの911か。
ドライバーは二台とも大ベテラン、佐々木孝太選手(レガシィ)と影山正美選手(ポルシェ)。
ドライブミスはそうそう起こさない。
結果的にはレガシィがバトルを制したがポルシェも負けていなかった。
この他を寄せ付けないトップ争いの水平対抗バトルは記憶に残るバトルになるだろうなぁ。
Posted at 2011/08/22 22:30:13 | |
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モータースポーツ | 日記