※文章中画像提供:フォトヤマさん
脇阪寿一さん。
言わずと知れたレーシングドライバー。
今年は昨年まで活躍していたTOM’Sを離れTEAM KRAFTへ移籍。
心機一転で臨む筈だった。
ところが…
日本を震え上がらせたあの大災害が発生。
逸早く、あの「SAVE JAPAN」を立ち上げた。
http://www.js-style.com/savejapan/
今シーズンのレースは大きな壁が立ちはだかっていた。
勝利はもちろん表彰台に立つ事さえもできなかった。
しかし、2011年、11月12日(土)、今までの鬱憤を晴らすような素晴らしい走りを彼が見せてくれた。
FUJI SPRINT CUP、第一レースにそれは待っていた。
スタート直後、第一先行するNISSAN GT-R勢。
その後方ではマシンが混雑しアクシデントも発生。
レースは荒れ気味傾向。
13位スタート、D'STATION KeePer SC430の脇阪寿一選手。
次々とオーバーテイクしレース後半4番手に浮上。
3番手を走るのは、あの元チームメイト、#36 36 PETRONAS TOM'S SC430、アンドレー・ロッテラー選手。
今年のルマンの覇者、Formula NIPPONのチャンピオン。
そんな巨人を相手に脇阪寿一選手が見る見るうちに差を詰める。
更にレース終盤、ドラマが待っていた。
仕掛ける体制を整える#35。
遂に第3セクターで#36に#35が並びかける。
サイドバイサイドの攻防。
お互い相手のラインを残しコーナーをいくつか抜けていく。
この時は#36に軍配があがった。
しかし全く諦めていない#35。
今度はヘアピンで#36のインを刺し、遂にオーバーテイク。
レース終了まで#36の前を走り切り、ゴール。
3位、表彰台に立った。
感動を呼び、涙するスタッフさんも居られたそうで。
脇阪寿一さん。
トップ・ドライバーである。
PS…今日のバトルも記憶に残るバトルになりそうだね。
☆レーシングドライバー 脇阪寿一 BLOG
http://www.js-style.com/blog/
Posted at 2011/11/12 19:49:07 | |
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