Nジャン(N-JUNKIE)のブログ一覧

ナガノ模型のパッケージ？
ニチモのパッケージ？

・・・・・・・。

本題に入ります（ゴホン）。

７０年代。
自分は少年時代そのもの。
好奇心旺盛だったから何でも覚えようとしてたかな？


↑う～ん　静岡！

社会現象としては石油ショックが大きかったな。
当然、クルマに影を落とし高性能車両は生産中止。
ガソリンスタンドは日曜日休業。
米国（マスキー法）の影響もあって、排気ガス規制に安全性の事が取りざたされた。
それに反抗するかのように、若者は手を加え、整備不良のキップとの追いかけっこ。


↑画像提供：フォトヤマさん

そんな時にあのスーパーカーブームが到来。
子供達の「夢」であった。

国鉄は借金が嵩み、ストライキやら暴動（上尾事件）やらを記憶している。

ただ…
ＴＶだけは面白かった。

バラエティ番組が大好きだった。
「８時だヨ！全員集合」は勿論、「凸凹大学校」「笑って笑って６０分」「うわさのチャンネル…」
ピンクレディの「気になる季節」では、あの由良拓也さんのマシン、「伊太利屋 紫電」登場したり♪

素人参加型、恋愛バラエティ番組も全盛。
「プロポーズ大作戦」、オイラにしてみれば憧れの５番席！！



そんな少年時代のオイラ。

「Ｎジャン、オレんちにみんなで集まるぞ。一緒にどうだ。人生ゲームやるぞ！！」
「行くに決まってるさ！！」
おいっ、コマ（人間に例えたクルマにつけるピン）どっか行っちゃったぞ！
「探せ～！！」

「いつも思うんだけどさ、みんな超合金のマジンガーＺの腕が無いよね。」
「ロケットパンチやるとどっか行っちゃうんだよ」

「ジャンプ（少年ジャンプ）新しいの買った？」
「持ってきたんだけど、先生に没収された（涙）。」

「先生、男子が女子のボール使うんです！」
「先生、男子が雑巾とホウキで野球やって掃除しないんです！」

嗚呼、ピュアな７０年代。

少年時代に憧れ、夢が叶って現在に至るＮジャン号。

登場した当時、ハイソカーブームの次に来たスポーツカーブーム。
人々は憧れのスポーツモデルを手にすることが出来た。

しかしブームというのは去るのも早い。
次に来たのはクロカン４ＷＤ、ワゴンと行ったＲＶブーム。
アウトドアがもてはやされ、キャンプ、ウィンタースポーツ、サーフィンなどが盛んだった。

実は、若い頃スポーツモデルに乗っていた友人達はみんなＲＶ車に乗り換えていた。
スカイラインＧＴ－Ｒなんぞに夢中になっていたのはオイラ一人。

友人達に誘われてＢＢＱに行った事がある。
完全にオフロードの場所で我が愛車は離れた所に駐車し、そこから乗せてもらってベースを設けた。

他愛ない話をしながら目の前で肉を焼いた。

「どうだ。ＲＶの醍醐味は。」
その言葉に「いいねぇ。」と言ってはみたものの本音は面白くなかった。

一種の例えだけれど、ロックのファンにレゲェを薦められてもネェ。その逆も言える事だし。

信じたら頑固なオイラ。
わざわざ乗せてもらわなければならないのでついつい遠慮してしまう。
それからというものの、参加する事はねぇ…

やがて人生の節目というか、仲間内はみんな結婚して行く。
既に一緒になっていた人間もいる。
普通はそうだろうね。

さぁ、そうなったらミニバンの登場。
事実ミニバンもブームになった。
それも高価なビッグボディのミニバンが主流。

「オレには縁が無いや」と言って乗り続けていたＮジャン号。
そんなオイラもやがて人生の節目を迎えた。

ある日、「降りる時が来たか」と女房殿に言ったら止められた。
彼女曰く「この人からこれだけは奪ってはいけない」と思ってくれたらしい。

我が家もミニバンを検討する時がやってきた。
二人目の娘の誕生、年老いた両親。
高価でなくていい。
シンプルでいい。
でもちょっとだけ…（笑）。



通勤には赤バッジは勿体無いだろう。
職場の往復だけだし。