
藤枝大祭2日目の夜。
白子商店街をブラブラとしていた。
地元の白子区、市部区の山車が通り過ぎて行く。
活気に溢れている。
ただの見物人。
オイラはそのつもりだった。
風景に埋もれているイチ見物人というか。
西から掛け声が聞こえてきた。
下伝馬区のようだ。
posted by (C)Nジャン
まぁ、オイラが最後に参加してからもう6年。
みんな忘れているだろうと思っていたから、普通に見ているつもりだった。
ところがそんな思惑は一気にブッ飛んだ。
オイラを見つけてくれて握手を求めてくれたり周りの知人に知らせてくれたり話しかけてくれたり。
偶然にもオイラの前で山車は止まった。
地踊り披露のようだ。
準備もあって少々の休憩時間。
小林君が言った。
「明日、出ろよ。待ってるぞ。」
笹野兄弟がオイラを発見。
兄はスバリスト。弟はホンダ党。
「おおっ!!」
「よぉっ!!」
「あれ、何で出てないの?」
「イイんだよ。十分だろ。」
試しに聞いてみた。
「前回、オレ、Blogに載せたの知ってる?」
「知ってる。み~んな知ってるよぉ。『Nジャンさん、こりゃ出るしかないね!』って言ってたよ(笑)。」
あれ…浸透してる!? まさかぁ…。
でも、オファー無いぞ(爆)。
知人に手を振って御挨拶。
なんと応えてくれるではないか。
忘れられてなんていなかった(汗)。
喜ばしい事ではないか。
福原さんはウチのオフクロと旧知の間柄。
すぐにオイラとわかった模様。
「お母さんに『息子さん、参加してくれないの?』って聞いたら『忙しいから』って言われちゃった。」
「確かに色々あってねぇ。オレさぁ、絶好調の時に参加をやめたから ¨わだかまり¨ も何もなくてサ。」
「そりゃそうかもしれないけれど、何でなの?」
何を言いたいのかわかった。
結構鋭いトコを突いてくる福原さん。
笑うしかないオイラ。
彼女に説明してもわからないだろうなぁ。
マイナーなトコかもしれないけれど、実はそこで最前線任されているんだよナァ。
「そう言えばね、Nジャン君のお嬢ちゃん着てた衣装をお母さんに戴いたよ。ウチの息子のコに着せているの。息子、今年『梃子長』やってるの。」
「え、アイツ、梃子長なの? 一緒に飲んだっけナァ。覚えてるかな(笑)。」
「あたし、お婆ちゃんになっちゃった(笑)。」
「その衣装着てたウチの娘、もう中坊だよ」
「そうなの!?」
地踊り披露が開始。
街を行きかう人々からのアツい視線。
そして拍手。
そっか…
ウチのお嬢の衣装を梃子長のコがねぇ…
こりゃ傑作だな(笑)。
※ 2001年当時
や~れこのせ~!
やれやれやれよ~!
そらやれやれよ~!
元気出してやれよ~!
それ引け引けよ~!
posted by (C)Nジャン
実家へ戻った。
オフクロが珍しく丁寧に「おでん」を作っていた。
たまには褒めとくか(笑)。
「さすが、おでん屋(駄菓子屋)の娘♪」
~つづく~
Posted at 2013/10/11 11:53:35 | |
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