
忘れやしない99年のニスモフェスティバル。
ボクは黒澤日産応援団長に頼んで日産応援旗を準備してもらった。
それまでニスモフェスティバルで日産応援団が登場したことが無かったという。
黒澤団長と応援旗を持ってオープニングセレモニーの会場へ向かった。
そこにいらっしゃったのは初代NISMO社長、難波靖治氏。
団長は旧知の間柄。
親しく会話をされていた。
それもその筈、ルマンツアーの時、食事に誘っていただいた難波氏から日産モータースポーツについて語られ忽ち虜になってしまったというエピソードがある。
ボクを紹介してもらった。
「今年、ルマンのツアーに参加してくれた『Nジャン
※』さんです。」
※本当は本名で紹介して頂きました。
☆画像提供:フォトヤマさん
それから数年後、難波さんに再会。
「難波サン、サインください。」というと「サインなんてとんでもない。」とアッサリ断られた(笑)。
「そんなガラじゃないんだよ。」と言いたげだった。
ボクにとってはそれが逆に印象深いモノとなった。
後に黒澤団長が、企画を練った時、難波さんが少しだけアドバイスをしてくたという。
見事に企画は成功をおさめた。
チャンピオンを獲れば満面の笑み。
世界への挑戦。
ルマン、スパ…
個人的にはデイトナ24時間レース制覇の時の笑顔が忘れられない。
星野、長谷見、利男が駆け抜けた。
いや、それもそうだが、あの時代、海外に挑戦した富士号、桜号に何を思うか。
2013年、ニスモフェスティバル。
日産自動車80周年、来年はニスモ設立30周年。
大森ファクトリーから鶴見ファクトリーへ。
そして難波さんへの追悼。
今年、一段と世界に誇れることとなった日本一の山の下で、2013 ニスモフェスティバルはより一層感慨深いものになるかもしれない。
☆画像提供:フォトヤマさん
トリコロールカラーの応援旗に難波さんの面影が見える気がする。
¨ありがとうございました¨
謹んで心からご冥福をお祈り致します。
☆画像提供:フォトヤマさん
Posted at 2013/11/28 19:31:23 | |
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