
~迷いの中、やす子とじゅん子と下伝馬の皆さんと~
実は衣装を持って実家に行っていた。
女房に衣装の事を聞いたら「ウチにあるよ。」と即答。
状態を見ると全く傷みもなく、今すぐにでも着れる状態だった。
強いて言えば地下足袋だけが少々。
実家でオフクロに地下足袋を聞けば「オマエが履いたの2足ある筈だよ。」と良好な地下足袋が出てきた。
「あれ…道具は揃っている。」
しかし、参加の意思は弱かった。
飽波神社でカメラ片手にシーンを撮影するつもりだった。
今思えば、まるで撮影を理由に何かから逃げているかのように。
左車地区の小出しを引いているのが同級生。
交渉係をしているのもまた同級生。
「よう!Nジャンじゃね~か(実際は本名で呼ばれました)!」
呼び止められて話し込んでいた。
かつて自分が参加していた下伝馬地区の交渉係、先導係の方々に遭遇。
ご挨拶をすれば「お前なぁ、参加しろよ。」と異口同音。
「某SNS見せてもらったよ。何が応援していますだよ(笑)。」
中老団長、岡村さんがオレを見つけてくれた。
オレが初参加の時は青年団長だった。
「参加してくれよ。」とご挨拶。
通り過ぎる参加者さんがオレを見つけてくれたりする。
「何やってんだよ。オマエ初めて見た時のインパクトがとにかく凄かったんだぜ!」と某さん。
アレ…ウチの団長(日産応援団黒澤団長)と同じ事言ってる。
親戚の娘、「じゅん子」に偶然会った。
姉の「やす子」はこの時、下伝馬地区に参加している。
実は、かつて「やす子」は下伝馬地区に参加していた事もある。
元藤枝総合病院の看護婦。
ウチの娘たちも入院時、お世話になった。
ちなみに平口梃子長と奥様とは親しい友人同士だ。
「やす子」はこの日、子供が小さいこともあって参加を終えていた。
じゅん子と一緒に飽波神社を散策。
「え?衣装持ってるの?出るしかないじゃん。」
「そう簡単な事じゃないってば。」
「じゃあね。」
「またね。」
カメラ片手に単独行動に切り替えた。
再び下伝馬区へ。
岡村さんに言った。
「みんな歓迎してくれるかな?」
応えてくれた。
「自分がどう楽しむかだよ。」
クールでいて優しく厳しいお言葉。
「オレは何アマ言っているんだ?」とオレ自身気づかされた。
笹野兄弟に会った。
この兄弟は何しろクルマ好き。
「GT-RのNジャンさん」と覚えていてくれていた。
「GT-R乗ってる?」
「ごめん、動態保存になっちゃった。でもいつか復活させるから。」
一旦実家へ帰宅したオレ。
オフクロは言った。
「何迷ってんの?出ればいいじゃない?」
日没後再び商店街へ。
下伝馬地区が見たくて行ったワケで。
福原さんはウチの母親と知り合いだ。
「一緒に出ようよ。」
井原君と久々に再会。
「待ってますから。」
トドメはともか姉さんだった。
オレに優しく話しかけてくれた。
岡村さん、井原君、長谷川さん、和田君、小林君、笹野君、福原さん、ともか姉さん…
言ってしまった。
「オレ、出るから。明日いいかな?」
「待ってるよ」と異口同音。
4開催、12年ぶりの参加表明。
「オレは今まで何やってたんだ?好きで好きでたまらないクセに。」
しかしながら不安と期待と心境複雑なオレだった。
~つづく~
Posted at 2016/10/05 20:47:49 | |
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ドキュメント Nジャン | 日記