
※一部画像をお借り致しました。
~突っ走るだけ~
屋根方の古井君は初参加した時からの知る顔。
初めて参加した時の事、今でも覚えているよ。
オレにも女房にも良くしてくれたっけナァ。
今日の古井君もカッコイイぞ。
藤枝五丁目交差点、藤枝大祭本部メイン会場。
地踊りコンテストとパフォーマンス。
大祭一番のギャラリーの集まる場所。
下伝馬地区、今回初めて上踊りを披露。
そして地踊り。
屋根方も一緒に踊る。
オレは綱がいつでも持てるように待機。
踊る皆さんを見守っていた。
踊が終わって拍手喝采。
雑踏の中に親父の姿を見つけた。
カメラ片手にオレを映す。
「その場所は前回オレがカメラ抱えていた場所じゃねぇか…」
血は争えないモンだ。
オレが祭りに出ると言った時、ウチの両親はオイラの背中を押した。
「アタシらがやれなかった事をオマエがやるんだよ。」
今回の復活を言った時、満面の笑みだったな。
そして交差点引き回し。
この大祭最大の見せ場だ。
男衆が山車につく。
女衆は周りで盛り上げる。
魅せる男衆、彩る女衆。
行くぞ!!
や~れこのせ~!!
わっせ、わっせ、わっせ、わっせ…
かつては梃子棒に肩を入れていたオレも今じゃアシストに回っている。
それでいいと納得しているし。
誰が主役とかじゃないんだよナァ。
大成功に終わった。
辺りが少しずつ暗くなってきた。
街も山車も輝き始める。
「祭りはやっぱり楽しいね。」
「だろ?だけど…」
「わかってるよ。」
「もうサボるなよ。仲間なんだから。」
「ああ…。」
さすが地元、沿道に知っている顔が。
「何?Nジャンじゃん、参加してるの?」
「は?出てんじゃん!」
「おいおい、何年ぶりなんだよ。」
休憩&食事の時間。
食事を終えると、コミュニケーションを。
自分自身で最後の気合を入れた。
「さぁ、最後のもうひと頑張り!もう最後だぞ!!」
うなずくだけの自分がいた。
時間が欲しい。
もっともっと時間が欲しい。
全然モノ足りない。
夏に行った西伊豆とは真逆だ。
時間が欲しいか。
自業自得だな。
小林君は言った。
「まったく、もっと素直になればいいのに。」
「昨日からやれば良かったじゃねーか。」
図星だった。
下伝馬地区は今大祭最後の出発。
上舞台で踊る女の子が、立派に大活躍していた。
posted by (C)Nジャン
~つづく~
Posted at 2016/10/07 21:26:29 | |
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