
それは土曜日の夜のことだった。
大元はある飲み会がキッカケ。
結構な人数が集まった。
そして二次会へ。
ある、まとまった人数は幹事さんが用意していた二次会会場へ。
しかしオイラとあの○田さんとK氏の3人は別行動、ピザバーへ行った。
どうもあの堅苦しい中へ行くのが苦手だった。
3人は元同じ部署。
当時、○田さんは係長。
K氏は同僚。
具体的なこと書かせて頂くと彼は1コ下でオイラと同じ中学の後輩だ。
ちなみに○田さんの高校の後輩。
しかしK氏、ヨウリョウがイイのか何なのかアレヨアレヨで昇進、今は課長。
あの夜は、課長と係長とヒラ(爆)の3人で食事を楽しんでいたワケで。
仕事が話題になるのは仕方ないとしても、それ以外にも趣味のこと、家庭のこと、世間話など色々話した。
オイラは目の前しか見えなかった。
辺りを見回す余裕すら無かった。
K氏は言った。
「Nジャンさん、無礼講でいいよ。3人なんだからサ」。
「悪いね。ついつい呼び捨てにしちゃうんだよ。」
「いいってば。」
「オマエさん、ずいぶんワインの嗜みが上手というか何というか…」
「ヨーロッパへ出張行ったことあるからね。」
「Nジャンさんは?」
「新婚旅行で行ったことあるよ。○ンツ飛んだ。」
「は?」
○田さんはK氏もオイラの事も分かっているからニヤニヤしてるし。
食が進むK氏。
オイラは偉そうな一言を。
「Kさんよ。君も普段はプレッシャーと戦っているンだね。今、ココで食が進むということは何かから解放された証拠でしょ?」
「わかる?」
○田さんにオイラは言った。
「本当は欲しいクルマあるんだよね。」
「ん?GT-R?」
「違うよ。国産だけどN社じゃないんだよ、実は。高いから手が出ないんだよ。」
ヒソヒソ…
「そうくるか、君がか?」
K氏は笑っていた。
「何?教えてよ」
Posted at 2017/03/27 21:53:02 | |
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