
A30型トヨタ・セリカ2000GTとC110型日産・スカイライン2000GT。
当時、トヨタと日産の絶対的人気を得ていた代表格の2車種。
流行だったコークボトルラインと呼ばれるファストバックスタイル。
直列6気筒エンジン。
「恋はセリカで」「愛のスカイライン(ケンとメリー)」。
両車の説明は皆さんご存知と思うので省略。
そしてオイラが後者派であることは言うまでもない。
時は昭和50年頃。
スーパーカーブームが到来する直前だった。
少年時代のオイラはこの頃から既にスカイライン熱が冷めやまない。
ところが何故かオイラにはライバルが現れる。
それが時代は変われど今でもそうなのだからもう笑うしかない。
スカイラインを主張するオイラの前にセリカを主張する男が現れた。
翌年、クラスが一緒になって火花を散らす。
当時のプラモはモーターライズが主流。
マブチモーターのFA-130を組み込んだオイラのスカイライン。
挑んできたライバルも同じくセリカLB。
どっちもニチモ製だったかな?
ストレート勝負をしたはいいけれど、お互いゴール向こうので落下し大破してしまう。
自分のチャリをスカイラインGT-Rと名付ければアイツはセリカGTVだった。
よく広場で競走をしたけれどなかなか勝てないオイラであった。
人生ゲームのコマに使用するクルマもスカイラインとセリカと名付ける始末(笑)。
きっと自分たちは小さな舘信秀と高橋国光(順不同敬称略)だったのだろう。
やがてアイツは隣町へ転校してしまった。
結局オイラはヤツに勝てることが無いまま…
ふとそんな事を思い出した。
懐かしい少年時代。
お互い描いていた夢。
時は流れてこんな年になった。
アイツはその後、何やっているのかは全く知らない。
セリカに乗る大人になったのだろうか。
Posted at 2018/06/19 00:35:43 | |
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