※これは、記録という事でのブログアップとしてご理解いただけるとありがたく思います。
~ 心境複雑 ~
2018年9月20日(木)。
天気は雨。
時折強く降る程。
51回目の誕生日だった。
しかしこの日、入院生活始まりの日でもある。
症状についてご存知ない方はこちら(
https://minkara.carview.co.jp/userid/116827/blog/41930357/)。
朝から雨模様だった。
午後になって女房殿と病院へ。
駐車場は混雑。
こういう時に限って歩行を強いられる。
入院の手続きを行い、指定されている部屋へ。
残念ながら街の方ではなく山の風景広がる棟だった。
部屋を共有される方々にご挨拶。
日勤の看護婦さんからご説明。
オイラは着替えて、ベッドに座る。
女房殿は準備が整ったら、娘たちのお迎えもあって帰宅。
窓の外は雨。
正直殺風景だけど、緑色が映えるのはやはり良いモンだ。
看護婦さんは中堅の方と見た。
「明日、手術という事ですね。緊張されてます?」というお言葉。
オイラは答えた。
「いや、っていうか、経験者が周りにいるのでハナシ聴いていますから。」と少々強がり。
ま、そんな事は看護婦さんにはバレバレだろうけれども。
i-phoneに入っている音楽をイヤホンで聴いていた。
やっぱり自分一人で聴くってのが良いね。
手に持つのは、だいたいこういうの(笑)。
単なる前泊。
右足に多少支障はあれどピンピンである。
部屋の前は車椅子利用者用のトイレ。
外科病棟であるからして不思議じゃない。
しかし頻繁に出入りする患者さんがおられるようだ。
看護婦さんが叫んでいる。
静岡弁でいう「ひなる」ってヤツだ。
「もう、またトイレ行ってる。行くときは看護婦さんに言って!」
「だって行きたかったんだもん」
どうやら高齢男性と若い看護婦さんとのバトル(!?)。
最初は「煩い」と思ったオイラだけど、看護婦さんも男性も真剣なモノだから、第三者であるこちらとしては段々愉快になってくる。
プロスポーツ選手の珍プレーみたいなモノだろう。
「またトイレ?まだ三十分も経ってないよ。」
「ちゃんと看護婦さん呼んで!」
「迷惑かけないから、行きたくなっちゃったんだって。」
「行きたくなったって、出てないじゃない!」
・・・・・・・(笑)。
担当看護婦さんは夜勤の担当看護婦さんに交代。
日は暮れて夕食の時間。
第一印象は、サバの味噌煮込みはあれど、精進料理のように野菜ばっかり。
とはいえ5400kcalある。
「ロクに体も動かしていないのでこれで十分なのかもしれない」と納得しようとしているけれど、自分の中の悪魔が顔を出す。
「ビール!」と…(苦笑)。
当然、アルコールなんぞ飲めず、飲食は22時までという制約。
いかに不摂生していたかわかるというモノ。
TVでプレバトとモニタリングを見ていた。
家なら笑い転げているけれど、この日はそこまでいけない自分。
21時の消灯。
オイラはイビキを気にしてイビキストッパーである鼻のバンドをした(あまり効果はないと思ってはいますが…)。
あまりにも気にし過ぎて眠れない。
周囲の患者さんの方は寝息すら立っていない。
起きているのかな?
そして自分の中にある「手術が不安」という本音。
仕方がないので再び音楽を聴いていた。
間違えて聞いてしまったハードロックでいきなり目が冴える。
時計を見れば日付変更は既に過ぎている。
「眠れない」「眠れない」…
仮眠程度で目が覚めた。
空が明るい。
~ つづく ~
Posted at 2018/09/24 13:03:57 | |
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