
診察が終わり早い時間帯。
どうせならと思い、実家へ。
勿論、思いつきで行っただけ。
なので少々慌てた両親であった。
他愛ない話から世間話。
ま、お互い照れ臭いのだろう。
会話は長く続かなかった。
「今から時間あるか?」
誘い出してお嬢の新居近辺まで。
ココ数年、街に行っていなかった両親。
あまりにも変わった風景に唖然としていた。
お嬢の新居近辺に到着し、オイラが説明。
ま、本人は学校だけど。
ところが目撃されていた(笑)。
ウチのモコに気付いてTEL。
しかし、お嬢のスケジュールとは合わなかった。
とはいえ、これまたアポなし。
当然である(苦笑)。
ついでだから街案内。
変わってしまった風景に絶句している両親。
「〇〇さんどうしてるかな?」
オフクロの親友である。
この街に住むのはオイラも知っている。
オイラの小さい頃は何度も連れて行ってくれたお宅。
「行こうか。場所わかるし。」
「いいよ。遠いから。」
「なんだよ、同じ市じゃん。」
ったく何でオイラが母親を押さなけりゃならんのだ(苦笑)。
オヤジ無言だし…
いざ…
「え…Nジャン母さん?Nジャン父さんも?え、Nジャンちゃん?」
「おい、やだー!何!来るなら言ってよ!」
偶然にもお嬢さんもいらっしゃった。
娘婿と子供二人いらっしゃる。
オイラにしてみりゃ幼馴染だ。
「そうお孫さんが大学ねぇ。Nジャンちゃん、GT-R乗ってられないでしょ。」
「そう(笑)。すべてを犠牲にして育ててます(爆笑)。」
久しぶりの一家の会話に話が止まらない。
旦那さんは目に不具合もあって必要性もなくなったので自動車運転免許を返納。
ウチの親父も軽ハコでご近所だけの移動となった。
「もう会えないと思った。」
涙ぐむオフクロ。
完治したとはいえないけれど、自律神経失調症を告白。
先方さんは三年前に癌を克服。
しかし気前の明るさで全くの前向き姿勢。
オフクロには刺激になったようだ。
時間が来てお別れの時間。
「もう自動車運転できないからナカナカねぇ。」
「本当にもう二度と会いないかと思った。」
オイラは答えた。
「なぁに言ってんだか(笑)。お宅さんにはお嬢さんが。ウチはオイラが居るでしょうが。」
別れのご挨拶をままにモコに乗り込んだ。
帰りの車中、「今日は夢心地。まさかの事になった。」とオフクロ。
そうだなぁ、オイラも予定外(苦笑)。
わかっていたならもうちょっとオシャレしてたかな。
ま、病院だけの予定だったからなぁ。
思い付きとはそんなモノか。
しかしこういう事もあるものだ。
今宵の一杯は美味しく頂いた。
素直じゃないオフクロが珍しく「ありがとう」と言った。
ったく、あそこん家のお嬢…
ノート e-power NISMO S に乗ってたな。
ナカナカやるな、あんにゃろめ(苦笑)。
Posted at 2019/04/18 22:33:54 | |
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