
~ 魔物は狙っている ~
2019年10月5日(土)大祭中日。
メインは藤枝飽波神社奉納である。
前日にAM7:30集合と聞いた筈の自分。
実際はAM7:50集合だった。
ひとりぼっちで待ちぼうけ。
ならばとカメラの説明書と雑誌を復習する。
しかし、実は前日の疲れでまず左膝に違和感を覚える。
昨年、手術した右足を無意識のうちに庇っていたのだろう。
更に、言えばご心配かけると思い、一部の人にしか言っていなかったけれど左足の親指がヒョウソウだったのだ。
しかし、アレコレ言ってはいられない。
やらなきゃいけない事が待っているのだ。
長谷川さんにお願いして腕章をお借りした。
自分の役をアピールできるように。
参加者の皆さんが集まってきた。
土曜日ともなると一段と人数が集まりやすくなっている。
前日より人数は多い。
しかし瞬く間に時間が押す。
トシ(青年団長)によれば3日間とも記念撮影をするとの事。
オイラも三脚を持ってスタンバイしていたのだが、撮影は最終日にするという事でこの日はキャンセルとなった。
オイラ一人空回りの図。
仕方ないか…
オイラの事はどうでもいいとして、時間が押した理由…。
それがどういう事か。
後でその魔物が顔を出すことになるとは、誰も知る由も無かった。
下伝馬区、大祭二日目の出発。
満面の笑みと一生懸命が東へ向かった。
や~れこ~のっ せ~!
やれやれやれよ~
そら やれやれよ~
やれやれやれよ~
十数分の遅れ。
聴けば想定内の数字らしい。
出だし順調だな。
沿道の皆さんの声援を受けて大通りも路地裏も下伝馬の山車がお青空の下流れていく。
今のところ大きな問題はない。
しかし油断は禁物だというくらい誰だってわかっていた筈だった。
人数が揃ってきていた事で手が空いてきたオイラ。
前日より自由が効いてアレコレ写真撮影をトライしていた。
初参加の時から二十数年。
あの頃から一緒にやっている方々はかなり少なくなっている。
オイラの実家の辺り、比較的歴史が新しいので大祭りの地区とは無縁だった。
だけど「応援者」という形で参加可能。
応援者だからオイラも例外じゃなく、早く去るモノだと思っていた。
だけど、今でもこうやって声をかけて貰えている。
そういう人材、自慢する気はないけれどそう多くはない。
3回も大祭をサボッたクセに…
「Nジャンさんと一緒に祭りがしたいんです。」の声、聞こえないフリをしていた。
しかしそれを言ってくれた井原君は本気だった。
ごめん、自分にウソをついていた。
本当は好きで好きでたまらなかったのに…
「Nジャンさん、アッチでのご活躍、いつも楽しみにしてますよ。」
スバリストの笹野君…
外の世界はナカナカ厳しいモノだったよ。
「周りがどうとか関係ないよ。自分がどうしたい(楽しむ)かだよ。」
岡村さん…
「誰それが待っているから」「声援を受けたから」ってのはみんな言い訳だよねぇ。
誰かのせいにしたり、モノのせいにするのは理由じゃないよねぇ。
岳叟寺で休憩。
「るきや」の上踊り披露。
若干の遅れは想定内。
出発を予定時間どおりに修正すればリセットできるものだと考えていたようだ。
予定時間通りに出発。
すると、反対側からこちらへ向かう予定の千歳区の交渉さんが下伝馬と交渉。
山車は遥か向こうにあるのだが、前もってこちらにコンタクトを取りにきてくれたようだ。
これがまた凄腕の交渉係さんだった事を後で知る。
自分達の山車より遥か前で打ち合わせを試みる。
こちら下伝馬は「いつもどおりで」という感じだ。
最初のコンタクトはまだ時折談笑するくらいのレベルだったのだが、この後、下伝馬に想定外の魔物が牙を向けた…
※画像掲載承認済
~ つづく ~
Posted at 2019/10/12 18:58:35 | |
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