
~ 進むがまま ~
原会館で休憩中、長谷川さんが言った。
「30分遅れているけれど、十分休んでもらおう。」
どうやら30分遅れで休憩終了しても想定内の範囲らしい。
その采配に間違いは無かった。
しかし風といい、山の辺りの雲といい、嫌な予感…
もってくれるとイイのだが。
休憩終了。
下伝馬区は原区から木町区へ入って行った。
すると、知人が数人、オイラに気付いてくれた。
オイラもご挨拶。
小休止の時のオイラは、その知人をジョークで笑わせていた。
石川食鳥さんの手羽先、美味しいんだよね♪
ご提供ありがとうございました。
美味しく頂きました。
オイラが最後と思い店を出ようとした時、丁度入って来たのは梃子長のユーダイだった。
ほんのちょっとのやりとりだった。
「どうです?写真、上手く撮れてます?」
「いや、まだ試行錯誤だよ。」
「どうだ?梃子長は?」
「いやぁ、何が何だかわからないっすね。」
「平口もそうだったよ。やり始めの頃は我武者羅で、遠藤さんのノウハウを一生懸命に盗もうとしていたんだ。」
「この先、ギャラリーは増える。すると思っている以上の事が出来ちゃったりするかもしれんぞ。」
「そうですかねぇ?」
ユーダイも新たな挑戦をしている。
オイラも挑戦だな。
「よし、ユーダイの為に一発スゲーの撮ってやる。」とかカッコイイ台詞ばかりアタマを駆け巡るけれど、撮影技術が乏しいオイラは正直自信が無い。
さぁ、出発だ。
ガンバレ、ユーダイ!
ユーダイ…
オマエさん、イイヤツだな。
気に入ったよ。
や~れこぉの~せ~!!
「オイラしか撮れないのを撮ってやる。」
「オイラは梃子の動きを知っているからよ!」
本当はそう言ってあげたいけれど。
・・・・・。
アレ・・・。
何か撮れた。
これを被写体のイベ君に見せたら、吹出していた(笑)。
長谷川さんの采配は当たった。
木町の街並みの中、慌てず進んで行けた。
黙っていても遅れていた時間は消えていった。
その笑顔、忘れないように…
オイラも夢中でシャッターを押した。
喜んで貰いたい一心だった。
さぁ、綱先もフラストレーション大爆発。
やっちゃえ!
タケちゃん、ともか姉さん、タケオ、笹野くん…
役者は勢ぞろいだ。
初めて参加した時は単独だった。
本当は一緒に参加する筈のヤツが居たけれど、合コンを理由に逃げやがった(笑)。
心細くて心細くてたまらなかったけれど、みんな友達になってくれたんだな。
※画像内セリフはフィクション…かなぁ?
こんな楽しい時間がずっと続けばいいのに。
もっともっとお祭りが続けばいいのに。
夏日だったこの日に突然風が吹き始めた。
急に涼しい風が吹くなんて。
薄々気付いていた自分。
この後に起きる天の気まぐれに。
↓クリックすると拡大します。
※画像掲載許可承認済
~ つづく ~
Posted at 2019/10/18 22:17:49 | |
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