
オイラにとって2つの大きな存在のスカイライン。
C110型とR32型。
描いた夢と叶った夢。
レーシングGT-Rともなると尚更。
ブルーのケンメリレーシング(現在はグリーンメタ)とブルーのGr.A カルソニック スカイライン。
出来過ぎたハナシのようだけど、本当だから仕方がない。
ケンメリレーシングを見た時、将来GT-Rが復活それもブルーの車体で、我が静岡のレーシングドライバー、星野一義サンがドライブする事を夢見ていた。
それが現実になって鳥肌も良いところだったのだ。
先日のニスモフェスティバル。
長谷見昌弘さん(長谷見さんも結構好き)のドライブするケンメリレーシングと星野一義さんのドライブするカルソニック スカイラインのランデブーがたまらなかった。
物心ついてクルマに興味を持った頃、既にあのスカイライン50勝伝説は終わっていた。
そしてケンメリGT-Rもカタログから消えていたのだ。
最初にスカGの世界に入って行ったのはS54B型でもなければC10型でもなかった。
C110型スカイラインだった。
GT-Rについては後から知って、本当に残念で仕方が無かった。
マツダのサバンナ・カペラのロータリーエンジン勢に押され行き場を失ってしまったC10スカイラインGT-R。
通称「ハコスカ」の愛称で親しまれているモデルだ。
国産メーカーの高性能車を窮地に追いやったあの「石油ショック」。
トヨタはツインカムエンジンが何とかクリア(それもアレコレあったけどサ)。
日産はL型エンジンしか生き残る事しかできなかった。
マツダはロータリーエンジンが在庫の山となってしまう。
C110スカイラインGT-R にS20型エンジンが載ったのは次世代高性能エンジンの開発が許されなかったのだろう。
あの石油ショックが無かったら、マツダはイケイケでロータリーを極めて行ったと思うし、実際他のメーカーだってロータリーエンジンを試していた。
スカイラインはどうだろう。
2.4リッターあたりにボアアップしたS型エンジンが載っていただろうか。
それともR383で開発していたようにターボでもついていたか。
ニッサン・マツダの一騎打ちにあのメーカーも黙っていないだろうし。
ターボで武装したヤマハエンジンを載せたセリカLB が名乗りを上げたのだろうか。
想像が膨らんで仕方がない。
目の前で富士スピードウェイを駆け抜けるKPGC110 スカイライン。
歴代GT-Rの中で、唯一、レースに参加していない幻ゆえに、様々な想像が膨らむのであった。
少年時代の憧れ。
それが目の前で走っているという喜び。
それをどう表現すれば良いモノだろうか…
~ つづく ~
Posted at 2019/12/16 20:21:28 | |
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