※タイトル画像:FaceApp
(もういいって?:笑)
~ その時、突然 ~
2021年3月22日。
今日はいつもの集会の親父さんが退院することは聞いていた。
それもリーダーとサブリーダー級の主、二人(笑)。
ちょっと寂しい気がする。
「部屋が空く事で、何かオレも病室移動とかなっちゃわないだろうねぇ。」とジョークのつもりで昨日言っていたんだけどサ。
何だか今日は夜中の3時に目を覚ましてそれっきり。
やる事も無いので例によって見逃し配信を見ていた。
看護師の新人クン、照明入り遅いって(苦笑)。
殆んど7時だもんね。
いつもの午前中ルーティーン。
いつものように過ごすつもりだった。
突然、婦長さんが顔を出した。
「Nジャンさん、アタシが顔出した理由おわかり?」
「?」
「すみませんねぇ。今日、今から7階へ移動になります。」
「今からっすか!?」
突然言い渡された部屋の移動。
昨日まで同部屋だった人の場合は前日の告知だったけれど、今日はオイラと他の一名の方が移動を突然言い渡された。
サプライズなんて良いモンじゃないべ。
「今日から5人の患者さんが入ってきます。緊急対応を構える事も必要ですので。」
つまり、補助など手を必要とする患者さんをベースにして、殆どリハビリだけとなったオイラは上階へ移動という事だ。
荷支度を整えたのは10時前。
引っ越し予定時間の11時を待った。
すると…
「Nジャンさん、今日は外来が多くて今からリハビリへ行って貰えませんか?」
・・・・・・・。
≡>┼○
車椅子で移動。
リハビリへ行こうとエレベーターの前で待っていると、今日の担当だという主担当の看護婦さんがスッ飛んできた。
「Nジャンさん、すみません、今日、担当なんです。すみません、ココで体温と血圧測っていいですか?」
「エレベーターの前で?」
何もかもが突然だ。
バタバタも良い所。
戻ってくると引っ越しになった。
なんとオイラだけではなく数名引っ越しだという。
「せっかく看護婦さんちと親しくなったんだけどナァ…」
新部屋は窓のない廊下側の内部屋。
なんと4名中2名は気管支内科の患者さんと同居(涙)。
もう一人は集会で顔馴染の患者さん。
それだけが救いだけど、彼の一言が待っていた。
「彼らのイビキ強烈でなかなか眠れないよ。」
・・・・・・・。
≡>┼○
メリットがあるとすれば廊下から見える窓越しの風景が一段と高くなって見晴らしが良くなった事かな?
やむなくNジャンベースを設置。
百円ショップでのフックが役に立つ。
窓際だったらいくらでも荷物が置けるのに…
新しく移動になった部屋の担当の看護婦さんは特徴的でもない。
夜の担当看護婦さんに交代したけれど凄く真面目そう。
悪くないんだけどね。
変な表現かもしれないけれど毒が無いので面白みがない。
サーヤ、S様の存在が如何に大事だったかわかるというモノ。
夕方、下の階のロビーに降りた。
やはりみんな同じようでいつもの時間に集まってきた。
主担当看護婦さんや、お世話になっていた看護婦さん達に声をかけられる。
主担当さんがめっちゃ可愛く見えた。
「だって、上の階、バッカつまんね~んだもん。」
「Nジャンさん、ホントごめんなさいね。。。。。」
◇画像:https://publicdomainq.net
・・・・・・・。
惚れてまうやろー❣❣❣
しぶしぶ部屋に戻った。
そうだね。
夜景は確かに綺麗だね。
「Nジャンさん、リハビリは明後日から荷重50%になりますので。」
「そうですかぁ・・・・・」
「?」
~ つづく ~
Posted at 2021/03/22 20:11:15 | |
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ドキュメント Nジャン | 日記