※タイトル画像:All effects - Photofunia(http://photofunia.com/)
時は1995年の春。
オイラは購入したばかりの愛機、スカイラインGT-Rで調子にノッていた。
この時、一人の後輩と知り合った。
ヤツの愛車はスープラ2.5ツインターボR。
サイドシートには必ず特定の女性が居た。
お互い親しくなると同じ時間を共有する事に喜びを覚えた。
二人は同棲中。
ヤツがパチスロにハマり生活は疎かになって行く。
彼女はスクーターに乗ってオイラのところへすっ飛んできて「ちょっと聞いてよ。」状態。
何度オイラは彼女へアイツに頭を下げさせた事か。
☆画像:https://publicdomainq.net/
「オマエ達、ちょっと付き合えや。」
連中を連れて行ったのは富士スピードウェイ。
GTレース(当時のJGTC)にド・ハマり、第一コーナーに居るのはお約束。
「何だよ、やっぱりスープラが好きなのかよ(苦笑)。」
★画像:carviewさんよりお借りしました。
「Nジャンさんのいう海、一緒に行ってもいいかな?」
「お!来いよ、連れて行くよ。」
「Nジャンさん、オレら結婚するので来て。」
「お、余興なら任せろ(笑)。」
ヤツのチューンド・スープラのサイドウィンドゥから覗かせる彼女の笑顔は今でも容易に思い出せる。
★イメージ画像:carviewさんよりお借りしました。
それは突然だった。
オイラ自身も耳を疑った。
今日のその情報に「ウソ」だと否定したくなった。
どうするんだよ。
アイツ、高校生になるお嬢さんと二人ぼっちになっちまったじゃないか。
「Nジャンさん、Nジャンさんが聴いていた曲、大好きになったよ💛」
¨ 本当に天使になっちまうことないだろうがよ ¨

Posted at 2021/08/27 20:04:24 | |
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