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若い頃から自分のやりたいことにつぎ込んできた。
やり過ぎていたのかもしれない。
いや、やり過ぎているかな(苦笑)。
親父はカーマニアというワケではないのだけれど、知人から譲ってもらったカペラ ロータリーでカーライフが始まった。
その影響でクルマに興味を持ち始めた自分。
マイカーを持つ一家の主ってのは、別に珍しくもなんともないので、当たり前のように「自分もそうなるんだ。」と思っていた。
その例にもれず、自分もそうなった。
なので「親父の背中を見て」ってのは、これについてはチト意味合いが違ってくる気がする。
スカイラインが大好きになった少年時代の自分。
妹は一瞬セリカが好きになったが、そのままクルマに興味はなくなってしまう。
まぁそれも珍しい話じゃないし。
時は流れ、念願のスカイラインGT-Rを手にした自分。
更に時は流れ、嫁を貰う事になった。
実はこの頃、ランサー・エボリューションⅣが愛車だった義弟。
元々クルマ好きでR32型スカイラインGT-Rの最終型を持っていた経歴もあったという。
女房殿と一緒になった頃。
義弟はオイラを尊敬してくれるようになったのだが、オイラは「オレみたいなバカになるな。苦労するぞ。」と口喧しく言っていたけれど、結局いう事を聞かなかった。
どこかで見たような仕様のR32スカイラインGT-Rがご近所さんに一台増えてしまう(苦笑)。
倅もチャッカリ染まっちゃってるし。
娘達は「お出かけ」という基本的名目。
「スポーツ観戦」というのも兼ねてモータースポーツ観戦に連れて行く。
そこで友達も増えて楽しく過ごせるようになった。
それで良かったのだ。
長女はご存知の通り黄色いフェアレディZが憧れ。
事の発端はHASEMI SPORTのイエローハットZに惚れてしまった事による。
だけど現実は遠い所にあり、オイラも深くは考えなかった。
我が家の娘達は、その後、勉学にウェイトを置くことになる。
当然、親父にワザワザついてくる年齢でもなくなる。
ウチの娘達、社会に出てカーライフを送るようになったとしたら、普通に適度な小型車か軽自動車で十分だと思っていた自分。
ところが、大学へ進学すると「自動車部に入部した」と事後報告。
まさかレーシングカートに乗ったり、ジムカーナ大会にエントリーしたりと何やっちゃってんだ状態。
愛車が欲しかろうと、程度の良いマニュアルミッションの軽自動車を見つけたが本人はソッポ。
黄色いフェアレディZは相変らず。
そうでなくてもスポーツモデルしか興味無さそうだし。
「オレみたいになるな」の願いは空しく…
下のお嬢はクルマに興味が無い。
逆に音楽に夢中。
それもまたオイラの影響もあるかな?
まだこちらの方が真っ当な気がする。
しかも音楽家やアーティストになりたいとかいう未来のビジョンは無いという。
本人は保育士になりたい模様。
当然、音楽は必要だし、本人も音楽が好きなのでその辺りは、
今のところ安心している。
しかしコヤツも、わかんねぇなぁ…(苦笑)。
「バカはオレだけで沢山。オマエ達はお利巧サンなんだから、オレみたいになるな。」と願いつつも、簡単に覆されます。

Posted at 2021/10/29 09:35:38 | |
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