
~ Rock me ~
朝寝坊。
前回同様だ。
夜明け、朝焼けの写真を撮るつもりが完全に寝過ごした。
だけどまぁ、曇っていた空、朝焼けは無理だったろうナァ。
なるべく身軽。
荷物は最小限。
朝食をセレナで過ごし、カメラ片手に第三セクター方面。
寝ても覚めてもレース中。
モータースポーツ好き、クルマ好きにはたまらない。
やっぱり思うけれど(個人的に)、「モータースポーツ知らずのGT-R語り」とか、おかしいと思うよ。
GT-Rの存在価値知ってるのに、何でモータースポーツに興味が無いんだよ?
いや、普通の街乗りグルマがレースやってる事すら知らない方もいらっしゃる。
それも本気でやっているのだ。
傷ついたマシン、汚れたマシン、手負いのマシン、24時間とはそういうモンなのかもねぇ。
我々観客が見えないところってのは必ずあるワケで。
24時間か…
やっている方は途轍も長い時間に感じているだろう。
見ている方は「終わってみれば」ってヤツで思ったより短く感じる。
コースサイドのあちらこちらへ移動する自分。
緑が映える富士スピードウェイ。
間もなく雨季を迎えるであろうこの場所に、住み着いた鳶が空を飛んでいる。
スープラ VS フェアレディZの構図。
トヨタ VS 日産のクルマという名残は最早ココしかない。
モリゾウ選手とグプタCOO、片桐社長の談笑する姿は何だかホッとさせてくれる(
https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1414632.html)。
初めてS耐というか前身であるN1耐を見に来たのは、まだスカイラインGTーRがBNR32の頃。
まだ市販車ベースの色が濃かったレギュレーション時代。
購入したての愛機で見に行ったっけ。
6月の梅雨の時期。
だけど初めて見に行った時は運よく晴天だった。
一時期は秋に開催。
後に女房殿になるパートナーとの初デートがコレ。
BCNR33スカイラインGT-Rが最後の現役だった。
時は流れ、6月にS耐が帰ってきた。
今や24時間耐久レースに変化して、富士スピードウェイの24時間も半世紀ぶりに帰ってきた。
コカコーラ・コーナーでコカコーラを飲みながら思いに更けるイチ・オヤヂであった。
24時間レースを支える人々。
決して華やかではないけれど、彼、彼女らがいてくれるから成り立っている。
午前の時点でテントやベースの片づけに入る観客の皆さんもいらっしゃる。
段々レースがゴールに近づいている事を思う。
確かにキャンプは楽しいし、炭焼きも美味しい。
ただ、片付けが大変。
今回は自分一人の観戦だったから、炭焼きの支度は持って行かなかった。
一人観戦BBQともなるとメンドクサイだけだし。
ソロキャンプというだけなら考えただろうけど。
個人タクシーがリアウィング付きのスカイライン💦
ドライバーやクルーもタフだけど24時間走るマシンもタフさを求められる。
耐久レースはドライバーが速いだけじゃダメだし、凄腕のメカニックだけでもダメ、優れたマネージメントだけでもダメ、運任せなんてもっての他。
トータルバランスが一番重要なんだな。
プラスαを持つと最強、挑戦無き者にチャンスはない。
もっとも、単なるイチ・観客の見解。
やっている方は「まだまだ君は知らない事が多いよ」と言いたいだろうナァ。
「ゴタクを並べる前にもっと知りなさいよ」ってトコじゃね?
ボーッと見ていると、コース上のマシンは今回もダンスしているかのように思えてきた。
ワルツでも踊るかのように。
グランドスタンド裏のイベントブースの賑わいも落ち着きを見せてきた。
ゆっくりと散策するには丁度良い頃だったのかもしれない。
しかし、サーキットで食べるカレーって何で美味しく感じるのだろうか。
家で食べれば普通のカレーなのに。
キャンプ場のカレー状態ってヤツ!?
~ つづく ~
Posted at 2022/06/10 08:07:33 | |
トラックバック(0) |
Nジャン レポート | 日記