
今、コレを書いている時点で、ルマン24時間耐久レースをやっている。
ご存知の方もいらっしゃるが99年のルマンに行った事がある自分。
その時、初めて日産応援団に参加したのであった。
時は1993年、日本国内はサッカーのJリーグ開幕に沸いた。
サッカーといえば国内外、サポーターの存在も大きく、アツいファンが応援を繰り広げていた。
「あのアツい応援が自分の大好きなモータースポーツにあれば」という理想が自分の中にあったけれど、当時の自分は単なる思い過ごし程度にしか思っていなかった。
1997年、JGTC(現在のSuperGT)の富士決戦に行くと、NISMOのパンフレットにClub Le MANS(現在のClub NISMO)というファンクラブの案内が書かれてあった。
ルマンツアーの案内に応援団の存在。
「ルマンか…夢だな」
人生何が起こるかわからない。
1999年、自分はルマン観戦ツアーに参加。
応援団を体験し、その後、国内にも日産応援団が登場。
やがて日産のみならず各チームの応援団も展開。
レースを盛り上げている。
しかし、足を引っ張るのがコロナ禍。
大応援旗、大声援は飛沫感染を拡大させる恐れがあると規制がかかっている。
ただ、規制緩和を踏まえ、応援団のリーダーの皆さんは今現在、応援再開に向け、各サーキットや主催者さんと交渉をしていると聞いた。
個人的には再開を願いつつも、次の何かを探そうとしているのが正直なところ。
というのも、かつて理想としていたモータースポーツ、サポーターの存在と応援図式。
自分の描いていた理想も、完成しているのではないかとマジで思い始めた。
そうなると、それについては終わりになってしまう。
ハテ…
どうしたものか。
応援団無き、ラウンド。
ごく一般的な観戦の自分。
色んなトコ回って良かったネ。
どこか勘違いしていた事に気付いたワケだ。
「ちょっと待てよ。応援団が熱狂的ファンのトップクラスとかいう認識は絶対間違っている。少なくとも応援団のリーダーさん達はそんな偉そうな事は思っていない。」
応援団ってのは、モータースポーツの楽しみ方のひとつ。
他にも楽しみ方はあるし、負けないくらいのアツいファンがいらっしゃる。
めちゃくちゃ色んな人がいる。
各観戦ポイントにアツく語るファンの皆さん、カメラの列。
オレ、ってただのミーハー?
偉そうな事言ってる場合じゃない。
自分に酔ってる場合じゃない。
おいおいおい!
ヤバいぞ、恥ずかしいぞ、自分。
大した事やってないぞ、自分。
それを知ったら、次、何しようか自分。
いや、何も出来ないぞ…
Posted at 2022/06/12 10:15:51 | |
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