
今やクルマは安全設計を重視し、安全性ボディ、安全装置の装着そして快適装置の装着で大型化重量化傾向にある。
カーボンニュートラルを抱え、内燃機関エンジンは曲がり角。
そうなってしまうのもわからないでもないけれど、何か忘れてないかい?
いや、わかっているけれど実現が難しいのかもしれない。
「若者の〇〇離れ」という言葉すら既に通り過ぎて耳にしなくなってきた。
マニュアルシフトは希少。
今どきの若者の自動車運転免許証取得は殆んどAT限定希望らしい。
今や本来のライトウエイトスポーツもかなり少なくなってきた。
輸入車でさえ…ネ。
自分達の青春時代は若者もクルマ好きが多く、メーカーさんもご熱心にマーケティングを展開。
古典的ながらも楽しかった小型スポーティーカー。
「ライトウェイトスポーツ」「ホットハッチ」は全盛。
自分達の青春時代、まだトヨタのAE86型、レビン/トレノは現行販売されていたけれど、今の86は2.4リッター高性能スポーツ。
マツダのロードスターもデビュー当時は1.6リッターのまさにライトウェイトだったけれど今のロードスター(RF)は2リッターだ。
1.3リッターの「韋駄天」ことスターレット・ターボも子孫であろうGRヤリスとなれば1.5リッター。
それだけに留まらず、当時の金額と簡単に比較は出来ないけれど、割高感は否めない。
ウチの上のお嬢の大学の自動車部の若者達とコミュニケーションを試みている。
最高のクルマバカ(誉め言葉です)揃いで嬉しいくらいだ。
事によったらオイラ以上の情熱家ばかりでオマケに負けず嫌いだし。
そんな若者達、古いスポーツタイプのクルマでカーライフをエンジョイしている。
本当はそれで良いのかもしれない。
だけどリーズナブルでファントゥドライブ、本来のクルマの楽しさを伝えるクルマを教えてあげたいところ。
そういうクルマ達はドライバーを色んな意味で育ててくれるのである。
だけど、今の時代、まぁ少ない事少ない事。
ウチのお嬢は相変らずフェアレディZを夢に描いている。
オイラが最近よく表現する「ソレはソレ」というヤツなのだけれど、もしもドラテクを鍛えるクルマを提供する事ができたならば(現実はできないけれど)、ライトウェイトのシンプルなクルマを考えると思う。
今はそこに選ぶ楽しみはあるか?
旧車、絶版車ばかり思いつくのは自分だけだろうか…
Posted at 2022/07/05 21:35:17 | |
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クルマ | 日記