
~ 11年ぶりの岩地海岸 ~
東洋のコートダジュールという異名を持つ岩地海岸(下記URL参照)。
エメラルド色のビーチがウリなのだが、当日は濁りが入っていた。
まだ台風の影響でウネリが入っていたのだという。
特徴的な船型の無料温泉「ダジュール岩地」は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の為、昨年に引き続き設置されていなかった。
シュノーケリングのポイントは知っていたので入ってみると、ソラスズメダイ、オヤビッチャ、サヨリ、ボラ、カゴカキダイなど、いつものメンバー(苦笑)が見られた。
ただ、透明度は3~5m。
コンディションが良かったらこうだったのだろう。
それでもどこからいらしたのか知らないけれど、近くにいた親子さん。
「ほら、透き通ってすごく奇麗だろ。」という声があがっていた。
本当はもっともっと透き通って真っ青なんだけどナァ…
女房殿にその事を言うと「そうだねぇ。初めて連れてきてもらった時は(場所は田子瀬浜だったけれど)本当に綺麗で驚いたのは今でも覚えているし…」と。
お嬢が手を伸ばし、オイラの手を握ろうとした。
高校3年生のお嬢。
年頃の娘に何だか恥ずかしくなって、「勘弁してくれ」と言ってしまったオイラだった。
だけどその後、手を取ったオイラ。
普通、オヤジを煙たがるだろうに…
不覚にもウルッと来てしまった。
幼い頃が次々と通り過ぎて行った。
青空が広がり雨予報を覆した。
晴天になってくれたことはラッキーだった。
女房殿は浮き輪で入ったは良いのだが、五十肩が邪魔をしたようで、完全に海水浴へスイッチ。
今度は下のお嬢が女房殿に付き合っての遊泳。
しかし、海洋状況は厳しくなってきた。
透明度は下がる一方だった。
「シュノーケリングはもうダメだ。」
そう判断しざるを得なかった。
ランチタイムはコンビニで購入したパンで良しとした。
コンディションがわからないので、保存の効くパンを準備したのだがまさかのアクシデント。
飛んでいるナァと思いきや、鳶がオイラの焼きそばパンを奪おうと襲来。
死守するオイラ。
バトルには勝ったが、軽傷を負った。
※イメージ画像:https://publicdomainq.net/
お隣のご家族の奥様が「驚きましたねぇ」と声をかけてくれた。
2~3歳のお嬢ちゃんに「鳥さんに気を付けてよぉ。」と心配される54歳のオヤジであった(涙)。
とりあえず消毒液を求めライフセーバーさんに対応してもらった。
お姉さん可愛かった💛
一度海に入ったらナカナカ出てこないお嬢。
それが例え一人だけだったとしても。
「アイツ、あんなに海が大好きだっけ?」
我が家はシュノーケリングを断念し海水浴に徹したが、14:00目安に撤収。
朝のご挨拶で女性のご老人に話をすると面白かった。
お嫁さんがウチの辺りの方だったという偶然。
海向こうの清水の街が見えて夜景や花火も見えるとの事。
「雲見がね、あんなになっちゃって。これまでも台風が何回も来た事あるんだけど、あんなになっちゃったのは初めてだよ。」
挨拶をままに、岩地海岸を後にした。
しかし松崎の町に着いたはいいけれど、宿のチェックインにはまだ早かった。
そこで久しぶりに道の駅「
花の三聖苑伊豆松崎(
https://www.izu-matsuzaki.com/pages/55/)へ行ってみたのだが、かつてのような日帰り温泉も無くなった。
半時計も針が無くなってしまった。
一時は廃止の危機にあった事を思えばこれも仕方ないか…
「鮎のつかみ取り」は昨年から新型コロナウイルス感染症拡大防止の為、これまた昨年に引き続き中止。
その場所を確認してみると、先日の台風の影響もあってか荒れた跡があった。
川の流れも変わっていた。
町に戻って辺りを散策。
雲行きが怪しくなってきた。
松崎港、松崎海水浴場を見ていた。
まさかの海の家が消滅。
「営業休止であって欲しいけどナァ。」
松崎町商店街。
あの昭和レトロを思わせる、角のあのお店も建て直されたようで風情が無くなってしまったのは残念。
あとから聴いたけれど、老朽化にどうしても対応出来なかったらしい。
変わらぬ風景が大好きだった松崎。
オイラの知らないこの3年の間に何がそうさせたのだろうか。
仕方ない事だとわかっていても、やはり寂しく思えるよナァ…。
~ つづく ~
Posted at 2022/08/19 22:20:45 | |
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