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時は
バブル景気真っ只中から落ち着いた頃だった。
とはいえ開発時期はバブル景気の頃だったワケで。
当時、相変わらずトヨタのマークⅡ、チェイサー、クレスタと言った俗にいう「マークⅡ 3兄弟」が大人気だった。
当時は販売チャンネルの都合で3種類に分類、デザインとイメージを変えていたのだが、中身は基本的に同じだった。
長年ライバルとしてやってきた日産。
販売力ではトヨタには敵わなかったが、技術はまだ武器として持っていたし、あの
901運動もあって、スカイライン、ローレル、セフィーロが挑戦をしていた。
今は無き、トヨタ、日産の直6エンジン、FRレイアウト車争いだ。
そのカテゴリーにはホンダ、マツダ、三菱も名乗りを挙げたが、トヨタと日産の敵では無かった。
あの時代が個人的に大好きで、今でも記憶に残っている。
まず面白かったのがトヨタでは比較的後発(と言ってもかなり前の登場だった)の4ドアセダンのみのクレスタ。
そこに日産では新たなキャラクターで、あのCMで有名になった「お元気ですかぁ?」のセフィーロが登場する。
同じ4ドアセダンとはいえクレスタとセフィーロのコンセプト、キャラクターが全く違うのが面白かった。
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トヨタのエースは相変らずマークⅡで、新規の4ドアハードトップと旧型からの継続で4ドアセダンが存在していた。
チェイサーはスポーツ志向の4ドアハードトップのみ。
日産の方はマークⅡに長年ライバル状態のローレルを一新。
前にも述べたように901運動もあってハンドリングも磨きかかっていたし、スタイリッシュな4ドアハードトップのボディを用意してた。
そしてあのスカイラインだ。
4ドアセダンは勿論、この中で唯一2ドアクーペも存在し、名声高きGT-Rが登場したのであった。
日産の901運動、スカイライン、ローレル、セフィーロのハンドリングの良さに驚いたトヨタは慌てて「ツアラー」を用意する。
更に日産は
オーテックの力を借りた。
今度はトヨタが
TRDの力を借りる。
そんな3兄弟合戦もバブル景気崩壊と共に決着がついてくる。
マークⅡは継続されたが後に直6エンジンは廃止され、新たなV6エンジンが搭載されたマークXになったが、今現在は幕を下ろした。
チェイサーはこのモデルで生産終了。
代わりにヴェロッサが登場したが、それも一代限り。
クレスタも踏ん張ったが、生産終了が待っていた。
ローレルもティアナになってV6エンジンのFFレイアウトの別物に生まれ変わったけれど、これも今では生産終了。
セフィーロも次のモデルからマキシマと統合され、V6エンジン FFレイアウトになったがそれも永くはなかった。
今現在、V6エンジン、GT-Rは独立になったとはいえ、スカイラインだけが生き残り、踏ん張っている。

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https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/skyline.html?Ref=car&CarType=1&BodyType=0&EcoCar=0&PriceRange=0-600&BodyColor=0&FuelEfficiencyRange=10-25&SeatRange=2-8&DisplacementRange=0-4&DriveType=0&NameIndex=0&OrderBy=0&Tab=1
Posted at 2023/01/31 20:16:10 | |
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