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日本のモータリゼーションは先進国の中でも後発の方だ。
単純に説明すると、日本が鎖国とかやっていた時代に欧米では馬車から自動車へ変貌を遂げようとしていた。
で、第一次世界大戦から第二次世界大戦に突入し、太平洋戦争の時代を迎えた。
戦後、復興を遂げようとした日本。
自動車は高根の花。
お金持ちの人間しか所有できなかった。
高度経済成長の時代がやってきて、庶民でもマイカーが手を伸ばせば届くような時代に突入。
憧れのマイカーが所有できるとなると、クルマは憧れのアイテム。
オールラウンダー、つまり、万能型であるセダンがメインであった。
しかし若者とてマイカー所有は夢。
カッコイイヤツに乗りたいとスポーツモデルに夢中。
多少タイトでもカッコ良ければ良し。
クーペは憧れのモデル。
実用派はセダン、憧れはクーペ。
今でいうSUVやワゴンはマニアの為のモノだった。
その時代はオイラの青春時代まで長らく続いていた。
時代はバブル景気に突入。
憧れの高級車やスポーツカーが手に入った。
実用性よりもステイタスシンボルが優先。
カッコの為に例え狭い車内、後部座席にドアが無くギュウギュウ詰めでも楽しくドライブに行った。
時代はバブルが弾け、予算はクルマ以外につぎ込む事になる。
アウトドアブームがやってきた。
行動派のクルマがトレンドになり、いつの間にやらスポーツカーの衰退がはじまった。
使いやすいSUVやワゴンがモテはやされ、現在に至る。
かつてカッコ悪いとされた5ドアモデルがメインで4ドアモデルを追いやった。
カッコ良かった筈のクーペも、トレンドから消え去り、わずかになってしまった。
「若者のクルマ離れ」という言葉も最早聞かなくなった。
あの伝統的なセダンが大幅に革新したのは記憶に新しい。
でも…
時代遅れになるのも悪くはないと思いつつ…
最高に使い勝手良いよ♪
Posted at 2023/05/17 21:11:44 | |
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