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最近、にわかにソアラとレパードが話題。
勿論、
あの映画の影響で二代目
F31 レパードがジワった。
ホビーの方ではアオシマがF31 レパードの1/24スケールモデルが再生産。
タミヤが1/24スケールの20・10系 ソアラを再生産。
20系 ソアラとレパード、両者二代目の2ドアクーペが一番印象的。
ソアラとレパードの頃。
トヨタと日産のライバル車といえばライバル車なのだが、チョイと背景が違うライバル車。
先に登場したのは初代
F30 レパード。
ワンランク上のモデルとしてレパードとレパードTR-Xという二系統モデルが登場。
2ドアと4ドアの二刀流モデル。
開発陣営は旧プリンス自動車系。
1年後登場したのが初代
10系 ソアラ。
上級モデルクーペに革新的なアクセサリーを搭載し、未来を感じさせる。
レパード登場は確かに大きな話題になったのだが、出来はソアラの方が遥かに凌いでいた。
トヨタの戦略は、ユーザーの心を鷲掴みにし、これさえ乗ってれば簡単に女子大生がナンパできるとさえ妙な事が起きた。
二代目ソアラとレパードは後程。
三代目の
30系ソアラは輸出ブランド「レクサス」として展開する国際モデルとなって登場したのだが、革新的過ぎた内容に日本のマーケットでは理解されず人気は失速。
レパードも三代目、
JPY32型に移行。
4ドアとなり「Jフェリー」のサブネームがついた上級セダンに生まれ変わった。
ソアラとは完全に別路線。
だが、これまた日本のマーケットでは受け入れられず失速。
両者出来の良いクルマなのだが人気は思ったように応えてくれなかった。
四代目ソアラは2+2のクーペの
40系。
オープンモデルの上品さを前に出してきたのだが、マイナーチェンジを機会に国内に展開開始したレクサス・ブランドのラインナップ「SC430」として、ソアラの名は途絶えた。
四代目、
JY33型レパードはもうソアラと対比どころではなく、Y33型 セドリック・グロリアの姉妹車と化して販売していたが、やがて生産終了を迎えた。
二代目のソアラとレパードが両者一番のピークだっただろう。
先行はレパード。
全車V6エンジン。
トップモデルアルティマはV6 3リッターツインカムを誇る。
後攻はソアラ。
トップモデルは直列6気筒ツインカムターボ。
これが強烈なエンジンでポルシェに肩を並べるような勢い。
サスペンションはダブルウィッシュボーンを採用。
レパードとはもう別次元にあった。
ナンパ車としての人気もあったが、クルマの出来も凄いソアラ。
そう、アドバイザーが
白洲次郎氏だ。
当時、ソアラは人気爆発。
猫も杓子もソアラを口にすると言っても過言ではない。
対し、レパードの出来はそう悪くないのだが、ソアラの影に完全に隠れてしまい、鳴かず飛ばず。
同じ日産でもR31スカイラインGTSの方が人気だったくらい。
時は流れ、不思議な事が起きるのが日産車。
販売終了後、しばらくしてから人気がジワったりする。
今やレパードの方が話題になってないか?
何しろソアラよりレパードの販売台数が圧倒的に少ない。
しかし、やっぱりアレの影響かな?
…ってか、どうあれ随分後になって沢山の人に理解されたのネ。
Posted at 2024/07/30 18:24:56 | |
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