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スバルの「レガシィ」はSUVルックの「アウトバック」にその名を残していたのだが、遂に国内販売終了がアナウンスされた。
レガシィの登場は当時低迷していたスバルの孝行となり、スバルだけに留まらず国内マーケットで大きな刺激となった。
※レガシィもついての詳しい内容はWikipediaにて(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%82%AC%E3%82%B7%E3%82%A3)。
登場当時はセダンとワゴンの二種。
特に後者ワゴンが大人気となる。
当時、スキーブーム、アウトドアブームもあり、重心の低い水平対向エンジンにフルタイム4WDがグイグイと雪道や泥道を走破していった。
スパイクタイヤが使用禁止となると、この4WDが最大の武器になった。
かつて「4WDなんていらない」の声に反して地道に研究開発を進め、遂に花が開いたのであった。
セダンはスポーツ色が濃く、SUBARUも記録の挑戦とあのWRC参戦も果たした。
ワゴンは当時国産車では希少だった正統派の「乗用ワゴン」、つまり本来のステーションワゴンとして人気を博した。
これまでの国産車の殆どのワゴンと呼ばれるクルマは、ビジネスカーのバンをベースに装飾を施したクルマばかりだった。
それとは反し、乗用車ベースで開発した正統派ワゴンは国産車マーケットに一矢を放ったのであった。
先にも述べた水平対向エンジン+4WDは他の類を見ない個性で、「レガシィ落とし」としてきた後発のステーションワゴンを尽く堕としたのだった。
当時、某社の営業マンが「レガシィですね。大したことありません。ウチには負けないクルマありますから。」と言ったとか言わなかったとか。
ウソつきめ。
レガシィに勝てるキャラクターは何一つ無かったじゃないか。
しかし今となっては時代に勝てなかったのかもしれないね。
スバルから「レガシィ」の名がカタログから消える。
その名の通りレガシィになるのか!?
レガシィの軌跡に敬意を表したいと思うイチ・クルマ好きのオイラであります。
☆画像:carviewさんよりお借りしました。
Posted at 2024/10/27 21:25:34 | |
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